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京都桂店
scrollable

Photo: spur

投稿日:2014/10/18

904 2

Shinyokohama No.17
Cordi by Chisaki / Photo by Kudo

自然に見える写真を意図的に。
偶然撮れた写真ではなく、自然を誘発させることをする。

リピーターのお客様から、ライフスタジオの写真は自然で良いとのお声をよくいただきます。
ライフスタジオの写真の特徴は、一見するとその「自然さ」にあるのだと思われますが、その「自然さ」は偶然のものではなく必然として起こさなくては私たちはプロとは呼べないと思います。

まずは、被写体や家族が自然でいられる空気作りが重要です。
「接客」という概念を壊して、「人」と「人」として表面的な壁を無くすこと。
それは、お客様との会話やお互いの関心、人として出会うという意識から成り立ちます。

そういった空間を作りだしたうえで、さらに範囲を定め動きを誘発させること。
自然な写真を意識しすぎて、被写体を縛ることを恐れ、ポージングも指示もしないということはありません。
自然な写真を撮るには、撮影風景だけを見ると不自然なことも多くあります。
声を掛け、シャボン玉を吹き、動きを誘発させる。
ガチガチに頭の先から足の先までポージングをするということは、撮影者の技量によっては被写体にとって苦になりえることもありますが、声のかけ方、動きの誘発の仕方によって、それをかなえることができます。
しかも、そうして誘発された動きは強制ではないので、自然に見え、しかもその被写体らしい表情が出ます。
そうして自然さを創っていくことが、ライフスタジオの撮影者がプロとして求められることではないかと考えます。

2歳の女の子。
私にとっては2回目の再会でした。
最初に出会ったときは赤ちゃんだった女の子は2歳になり、お喋りも上手になり、私たちとの会話を楽しんでくれるようになりました。
2歳になってシャボン玉が大好きになって、シャボン玉を割るのではなく、ふーと息を吹きかけシャボン玉が落ちないようにする仕草がとても可愛らしかったです。
その特徴的で可愛らしい今の彼女の姿を誘発し、印象的な画角で切り取ること。
それが、ご家族の思い出になってくれればうれしいと思います。
これからお姉ちゃんになる彼女の今だけの姿を、誘発して自然に。

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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