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越谷店
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トヨタの片付け

投稿日:2022/7/31     更新日:2022/9/19

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越谷店の環境改善番長たかちゃんから、この本を読む機会をいただきました。

この本の要約等はたかちゃんがブログであげてくれているので、自分は本の内容とは少し違う話になるかもしれませんが、

自分の経験からの切り口で書いてみようと思います。

 

自動車の製造で有名な会社を例として、このような本を出すって、本当にすごいことですよね。

 

というのは、僕は大学1年の夏休み1ヶ月間、トヨタではないですがトヨタの下請けの会社でライン作業のアルバイトをしたことがありまして。

冒頭の、

「片付けができていない職場ほどムダが多く、効率が悪い。もっといえば、片付けができていない人ほど、作業のムダが発生し、十分な成果を出せていない。」

というのも、実際に工場で働いてみた経験から、非常にその通りだと思います。

・物の定位置が何でも決まっている

・何がどこにあるのか分かる

・物が散らかっていない

・工場内のスペースが有効に使えていて、人が通る通路も広く確保できている

・人が通る順路まであり、分かるように案内が表示されている

もう10年以上前なのに、思い出すだけでも本当に色々あります。

工場の中も外も、とにかくキレイなんです。工場なのに。

 

同時に、仕組みを作ることが大変な作業であることも分かります。

それは、自分の前職の経験からです。

 

以前はトヨタグループではないですが、工場で働いていました。

物作りというのは「工程」が必ず必要で、決まりもしっかりあるので意識はあるものの、

中規模な企業ではあったので、動いている場所はある程度整理整頓がなされていても、動きが流動的でない場所はなかなか片付かない。

そして、手を付ける人もいない。

そんな状態でした。

僕は現場ではないものの、機械の保守をメインでやっていましたので現場にはよく顔を出していました。

機械保守というだけでも色々とありますが、分かりやすく言えば機械が故障した際の修理が一番多くありました。

なぜなら、前に勤めていた工場は古く、工場内にある工作機械もほぼ全てが年代物。笑

修理には、機械内部の部品が故障していた場合には交換をするのですが、

自分たちの部品置き場も結構散らかっており…。

替えの部品を探すのに時間を要すことが結構ある場所でした。

ただ、その中でも使用頻度の高いものは、整理整頓され配置が決まっていたので、

この本に書いてある、「必要な物を、必要な時に、必要なだけ」が実現されているスペースもありました。

ムダが発生するのは、慣れていない物やことの時。

必要か不要かの判断は定期的に行い、使用頻度が低い物であっても、分かるようにしておくというのが理想です。

 

工場の話ばかりですが、この本にもあるように、どの会社でも5Sは必要です。

普段あまり使わないホチキスが急に必要になった時、

探すのに1分かかる…心当たりあります。

このムダの蓄積が、生産性を下げるし、仕事が遅くなる原因に直結します。

会社でルールを決め、それを守り、継続することが大切です。

本の中でも、

「トヨタが長年にわたり苦心して向き合ってきたのは、むしろ人間の心というソフトの部分」

とありましたがその通りで、

人は慣れると雑になります。

みんなで継続して整理整頓を守っていかなればなりません。

 

たかちゃんはこの本を僕より先に読み、越谷店に5Sて生産性を上げる取り組みをしてくれていますが、

僕がこの本を読み、たかちゃんの努力が以前以上に目に付くようになりました。

行動として、店舗のために動いてくれているのはもちろん感じていたことですが、

店舗の細かい場所を改めて意識して見ると、「ここ、綺麗になってる!」とか「あそこにあった多くの物がここにまとまったんだ」とか。

どれほど大変なことをやっているか…

たかちゃん凄すぎます。

自分は散らかしてしまわないように。笑

というのはもちろんですが、もっと店舗のことを考える姿勢は見習っていきたいです。

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