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越谷店
「変化できる人」
投稿日:2022/3/31     更新日:2022/3/31
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人生は変化の連続。
自分が望まなくとも、変化はやってきます。
子供であれば保育園や幼稚園に入ることから始まり、学校へ通うようになったり、
クラス替えがあれば人間関係も変わっていきます。
では、大人になってからはどうでしょうか。
会社で働くようになり、自分の役割がある程度決まっていきます。
もちろん人によりますが、子供の頃よりは変化が少ないようにも感じます。
小さい頃は好奇心が旺盛だったものの、
大人になれば安定を求めるのは人間の性質です。
それでも、人は変化することが必要なのです。
なぜ変化が必要なのか?
個人的に考えれば、
「人生をより良く生き、楽しく過ごす為」
だと思っています。
そう思えるのは、自分の人生にも変化が訪れ、自分自身で変化させてきたから。
その最たる例は、私が今の仕事に就くまでの変化です。
親の影響で工業高校を経て大学でも工学部で学び、以前は工場で働いていた自分は、
「普通にお金の為に仕事をし、普通に結婚をし、普通に子供を作り、普通に生きていく」ものだと思っていました。
細かい経緯は割愛しますが、
それでも、「できることなら、楽しめる仕事をしたい」と思った私は、現状を捨て、写真館で働くことを決めました。
結果、楽しく仕事ができています。
そういった経験から、変化できることは素晴らしいと思う気持ちはあります。
しかし、そんな自分にも変化を恐れ、変化を避けようとしてしまう癖があります。
仕事で初めて経験することや、これまでとは異なる方法で仕事をする時に、その癖がでてしまうことが多いです。
そういった自分の傾向は、今の仕事に就く前から感じていたことです。
そこで、今回の本を手に取りました。
「変化できる人」
今回このブログでは、この本で得た知識の中で、以下の項目に絞って書いていこうと思います。
①変化しないとどうなるのか
②「変化できない、変化したくない」と思ってしまう心理
③変化することで得られるもの
①変化しないとどうなるのか
ひと昔前から言われていることですが、今後は人がする仕事が減り、テクノロジーの時代です。
これまでも、工場での軽作業が機械やロボットにより全自動に、
買い物でも商品を手に取り、お店を出るだけで自動で決済が可能になったというサービスも耳にするようになりました。
また、レストランでも料理をロボットが運んでくるなんて話も最近聞きました。
こうした変化を把握することがまず大切で、変化に対応できない人は、時代に付いていけず、仕事がなくなる可能性があります。
これは自分にも言えることで、
現在私は写真館で写真を撮っていますが、同じルーティンで同じように写真を撮っていると、マンネリ化してしまう可能性が大いにあります。
被写体の魅力を見極め、皆違うように撮っているつもりでも、なんだかいつも撮っている写真が似ている…といったことが起こりがちです。
自分にしか撮れない写真、自分の表現力や技術に磨きをかけなければ、自分のカメラマンとしての存在意義は、限りなく少ないものになってしまいます。
②「変化できない、変化したくない」と思ってしまう心理
越谷店のバナナさんが、私たちによくしてくれる話があります。
「人間は変化が訪れると、それを拒絶してしまうシステムになっている。今のやり方を変えない方がやりやすいし、責任を負うのも嫌だし、安定している方が楽だからだ。」
まさに自分に当てはまっています。
ではなぜ、そう思ってしまうのでしょうか。
私自信、その要員として考えられるものは、「結果を気にしてしまっている」ということです。
何か新しいことを始めるとき、「でも、成功するか分からないし…」「やり方が分からないし…」と考えてしまう癖です。
実際には、「成功するか」は誰にも分からないし、「やり方」は得る事ができれば自分の技術にできる。
仮に失敗をしても、それが糧となり、今後に活きていく。
「自信がない」とか「勇気がない」とか、大体は思い込みなのです。
そして、「変化できない」に大した理由はありません。
③変化することで得られるもの
・変化できる人は、何が起きても困りません。
例えばこのコロナ禍。
自分の働く会社が、コロナ禍の影響により存続の危機に陥ったら?
その状況の変動に一喜一憂し、状況が良くなることを祈るだけで、常に受けの体勢では、あまりに運任せです。
もし、その状況に対応し、コロナ禍での活路を見出すための行動ができれば、生き残っていけます。
・変化できる人は、人間関係もうまくいく
自分の考えに固執している人と、人の気持ちを理解する思考を持つ人とでは、明らかに差が出るはずです。
人それぞれであるからこそ、柔軟に、人に合わせることも苦ではない人間でいたいです。
・変化を続けることで、コツを掴み、感覚が磨かれていく
変化をし続けていれば、その経験から、引き出しが増えます。
以前経験した仕事と似たような仕事で、それでも少しイレギュラーの場合でも、持ち札で対応できます。
・今以上に自分に向いているやり方に出会う
効率的なことを考えるあまり、「今のやり方を変えたくない」と思うこともあります。
でも逆に、今よりもっと良いやり方があれば、時間も手間もロスしていることになります。
それも、色んなやり方を試してみないと分かりません。
この本を読んでいて、変われない人の特徴が出てくる度に、自分に当てはまることが多くかなりグサグサと刺されました。
自分が変化の主体に立ち、自分自身にリーダーシップを執ることが、今の自分の課題です。
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