環境改善の取り組みを2016年から越谷店でも行ってきましたが、"なぜ職場の環境を整えることが必要なのか"。

"整えることで生まれる効果は何かを学び、取り組むことで、職場環境を良くしたい！"

 

『トヨタの片づけ』で学んでいきたいと思います。

 

トヨタには「何事も5Sから」という考え方があります。

5Sは、5つの活動の頭文字を取った言葉で、多くの企業で取り入れられている考え方の一つですが、トヨタでは5S(片づけ)は仕事の一部ととらえられており、

普段から仕事の１つとして、習慣的にやっているんだそう。

 

・整理

・整頓

・清掃

・清潔

・しつけ

 

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本の冒頭から始まる質問です

 

Ｑ　あなたのデスクまわりは、こんな状態ではありませんか？

 

・必要な書類を探すのに10秒以上かかる

 

・一週間以上使っていない文房具がある

 

・引き出しのいちばん奥にあるモノが何かを即答できない

 

・デスクの上にありながら、一ヶ月以上触れていない書類がある

 

A  １つでも当てはまる人は、仕事のムダが発生しています

　　いますぐ「片づけ」をする必要があります

 

いかがでしょうか。

私は2つ該当しました。

 

続けて…

 

でも、勘違いしないでください

 

片づけとは「キレイにそろえる」ことではありません

それは、単なる「整列」

ひとたび乱れてしまえば、再びぐちゃぐちゃの状態に逆戻り

 

トヨタの片づけとは…ムダがなくなり、

　　　　　　　　　　効率が上がり、

　　　　　　　　　　売り上げが上がる

 

片づけは、仕事や職場を変える「ビジネスツール」だと言っています。

チャプター１ではトヨタ流片付けについての考えを学んでいきます。

 

チャプター1：トヨタ流『片付け』で仕事がうまくいく！

 

レクチャー①「ムダ」という宝を探せ

→片づけをすれば、ムダの数々を確実に取り除き、利益に変えることができる

 

○片づけができていない会社は、大きなムダが発生し、せっかく稼いだ利益を圧迫している

○余計なものが溢れていれば、それだけスペースも奪われる

○パソコンの中のデータやファイルも、ルールを決めずに放置しておけば、探すムダな時間が生じる

○頻繁に使用するものであるにもかかわらず遠くに置いてあれば、それだけ時間をムダにする

 

レクチャー②片づけは雑務じゃない。仕事そのものである

 

○整理整頓は仕事の合間にやれば十分は間違いで、仕事の一部であり、経営のすべての道は5Sに通じると言っても過言ではない

 

レクチャー③書類を取り出すのは「10秒以内」

 

○積み重なると大きなムダになる

○今日、必要なもの以外はデスクの上に出さない

○置きっ放しの書類のほとんどは捨てても問題ない

○「またいつか使うかもしれない」現実に使うことなど滅多にない

 

レクチャー④「キレイにする」がゴールではない

 

○そもそも整理整頓とは何かをしらないまま取り組むから、いつもうまくいかない

 

トヨタは5Sの中でも、特に整理整頓を重要視していて、定義は極めてシンプル

 

・整理する

　「いるもの」と「いらないもの」を分け、「いらないもの」は捨てる

 

・整頓する

　「必要なもの」を「必要なとき」に「必要なだけ」取り出せるようにする

 

○ただし、「いるもの」と「いらないもの」と分けていくための判断基準がないと、物を前にし、戸惑い結局は何も捨てられなくなる

また、基準が毎回変わっては意味がない

まずは、じっくり判断基準を定めることから。

 

○キレイに揃える、それは整列にすぎない

整理整頓とは「捨てる技術」であると同時に「必要なものを必要なときに必要なだけら取り出せるようにする」こと

 

レクチャー⑤モノを持つことは、コストになる

 

○「いつかは使うだろう」「捨てるのはもったいない」と言って「いらないもの」を抱え続けている方が、金銭的なコスト、物を探す時間などの時間的なコスト総合的に見ると、実は「もったいない」のだ

○「いつから使うだろう」そんな口癖が出てくるようでは、片づけはうまくいかない

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レクチャー②は改めてアップしようと思います…

レクチャー①の理解がとても重要な気がします。

いらないモノといるモノの判断基準を明確に定める事が重要だとありましたが、確かに衣装の分別をする際、思いつきでやるからかいらない物がなく、結局捨てるものがないないという状況が繰り返されています。

いらないモノといるモノの明確な基準を定めることは見落としがちですが、実は一番大事だと理解しました。

明確な基準を定めていきたいです。

また、時間のムダは店舗のパソコンの中に多く潜んでいることを感じながら手を出せなかったエリアなので、こちらも手をつけて無駄を無くしていこうと思わされました。