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究極の思考を身につける インバスケット思考

投稿日:2013/3/29

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究極の思考を身につける

インバスケット思考

鳥原隆志

 

 

今月は先月読んだ「たった5秒思考を考えるだけで仕事の9割は上手くいく」の中でも出てきた【インバスケット思考】についての本を読んでみた。

 

そもそもインバスケットとは何なのか。

 

インバスケットは1950年代にアメリカ空軍で生まれたトレーニングツールで、制限時間内に架空の役職・人物になりきり、多くの未処理案件の処理をおこなうビジネスゲーム。

現在、日本では一流と呼ばれる大手の企業の多くが、管理職の教育や選抜用のテストとして活用しているそうだ。

 

インバスケットを行う事で何がそんなにも良くなるのか。

大きく分けて3つある。

 

・ 時間の余裕が出来る

・ 判断スタイルが変わる

・ 問題解決力が上がる

 

本来やらなければならない仕事とそうでない仕事の区別がつけられるようになり、よりクリエイティブな仕事が出来るようになったり、

決断を先延ばしにするスタイルが少なくなり、計画的で論理的な判断スタイルが身についたり、表面的な処理を行うのではなく、本質的な問題を解決する事で一気に案件が減るという事も多いそうだ。

 

 

おそらくたいていの人は、持っている能力を十分に発揮せずに日々すごしているのではないだろうか。

一生懸命やった時は充実感がとてもあるだろう。

でも、毎日100%では疲れてしまうし、自分では100%だと思っていても他人からみたら「どこが?」と思われてしまうかもしれない。

 

でも、もしもの時に発揮出来る力を持っていなければとても困る事になる。

ここぞとゆう時に自分の力を全力に発揮出来る用に能力を育てだければならないのだ。

 

 

このインバスケットという方法では多くの案件や業務を短時間で精度高く処理しなければならない。

しかし、短時間で精度高く処理するには、大きく3つの項目がある。

 

・ 優先順位をつける

・ 正しい判断方法や案件処理方法を身につける

・ 能力の発揮度を高める

 

正解は無数にある。

なので色々な考え方、判断で考えてみるのがいいそうだ。

 

 

この本の中では自分が「多摩洋菓子株式会社」の「東京中央支店店長」の役職についている青山みあ23歳という人物になりきって60分間に20件の案件を処理する。

 

主人公が女性で、しかも年齢が近かったので自分に置き換えて読み進めていくと、自分の処理能力の低さを実感してしまった。

 

この本な中に出てくる青山みあはもともと、多摩洋菓子店の三ツ谷店の洋菓子部門のチーフを務めていた。

三ツ谷店では店舗の販売数を伸ばしたりなどの好成績を出した。

しかし突然、三ツ谷店よりも売上げも客数も多い東京中央支店の店長を任される事となり、三ツ谷店での功績からクリスマス前の6日間ベルギー菓子業界の視察研修に参加する事となった。

 

ここから留守にしていた20件の案件を60分間のうちに処理してゆくのですが、前回の「5秒思考を〜」の中でも本来20件全てに全力を注ぎ込んで処理するのは難しい。

なので、しっかりやらなければならない案件・簡単に済ませてもいい案件を判断出来るようになる事が重要である。

人間ですし、間違えたり失敗してしまう事もある。

ある程度の常識的な対応はあるとは思うが、やり方、方法に正解はない。

限られた時間の中で自分が出来る最大限を活かせる事が出来れば他の仕事も出来るようになる。

不安や迷いはあるかもしれないが、怖がらずにチャレンジする事が大切なではないかと感じた。

 

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