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たった1行の成功法則 

投稿日:2013/2/24

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たった1行の成功法則

著者:竹村健一

 こういう本は、手に取りやすい。何かわかりやすくて良いことが書いてあるのだろうと思って、疲れた心と頭に栄養分をあげるような気分だ。だから、難しい哲学の本たちをたくさん図書館で借りた中の一つに返却コーナーにあったこの本を選んだ。

 成功法則の本の類はこれまでもたくさん読んできたのだが、それらを私なりに思い出すならば、それらは言葉なのだ。言葉に過ぎないが、その言葉を自分が持っているか持っていないかでは人生においても大きな違いがあると思う。自分自身と向き合うことのできる言葉を持っていることは大きな財産だと思う。そして、人にも時に処方箋を提示してあげることもできるのだ。私の場合はよく人に出す処方箋を間違えるが(笑)

 

「成功は手段であって目的ではない」

 成功法則の本を読むと、目的は成功になってしまいがちかもしれない。人生も。しかし、成功というのは、一時のもので永遠ではない。また、新しい失敗からも学ばなければならないし、成功だけが人生の全てではなく、苦しい恥ずかしい失敗たちが成功を輝かせてくれる。成功が目的でないとしたら、目的とは何なのか?

 それは人間性、魂の向上・・・そのように考えている。

成功を得たのに、人間性、魂が向上でなく、下がっていくものだとしたら、それは失敗だと思う。だからこそ、自分自身の中に人間性を追及する装置も持たなければならないと思う。

 

「自分の中に社長と、社員を同居させよ」

 本の中にこういった言葉があった。今、よくこういう風に考えているような気がする。社長ならどう考えるだろうか、それを考えることが増えた。まだまだ同居というよりは、たまに頭の中に訊ねてくる程度だが、自分の中に社長と社員が同居するようになった時は私も社長になっているかもしれない。

 社長のあなたは、社員の自分に、まずどんな課題を考えますか?この質問に常に答えていくことだ。

 

「自分は変えず、考え方を変える」

 自分を変えることは難しい。自分の性格や本質がいきなり変わることはあまりないのだと思う。しかし、考え方を変えることは可能だ。私も少しずつ少しずつ自身の考え方、感じ方が変わってきている。それが大事だと思う。人はなかなか変われない。しかし、変化を必要としている。考え方を変えるには、何が必要だろうか?それは結局のところ、言葉や現象と向き合う中でその本質を訊ねていく作業だと思う。

 その繰り返しの中で、自身の考え方の変化が起きる。私もまだまだ、その量を必要としている。よく、「あなたは変わらなければならない」とか言う人がいるが、「なんて、難しいことを平気で言うんだ・・・」「だったら、あなたは変われるのか?」と心の中で思ってしまう。そんな時が誰でもあると思うが、しかしそこで受ける言葉の衝撃は何日か自分の後をついてくる感覚になる。そして、その通りだと思うとき、人は変化を自ら選択する。すぐ、悟って素直にすぐ行動、変化できる人は本当にすばらしいと思う。

 たいがいの人間は、言葉が入ってきてもそれが消化されるまでに時間がかかる。そして心の反発が邪魔をする。そんな経験ばかりのような気がする。最近は、考え方の変化できることが以前よりも簡単になってきた。私にはプライドはあまりないようだ。そこが長所なのかもしれない。プライドを高く持つほど、何か持っているものもない。プライドというよりは、考え方に信念が出来てきている。

「できない理由よりできる理屈を探し出せ」

 これはいろんな人たちに言いたい言葉かもしれない。一緒に何かをしていて楽しい人間は、できない理由を挙げる人よりも、出来るためにどんな方法があるかをすぐに考えるひとだ。あんまりまだ、周囲にはそれを感じないが、それがたくさん増えたらいいなと思っている。

 

「無難な意見よりも異見を言え」

 違う角度をくれる人は、おもしろいしこちらの考えや視野が広がる。異見を言える人はよく考えている。ここで言う異見とはただの反対意見とは違う。ただ、なんとなく同意、ただの反対意見でなくしっかりとした「異見」がしっかり言える人がたくさんいたら楽しいな。

 

「らくをするのではなく、リラックスせよ」

 本当にそう思う。私はピンチに強く見られるが、けして楽はしていない。しかし、強いストレスの中でもリラックスすることは心がけている。昔、テレビで見たことがあるのだが空手選手が瓦を割る際に、120%の力で・・・と思ってしまうと体中に力みが生じて上手くかわらが割れないのだがが、80%程度の力でと意識するときれいに15段くらいの瓦が割れたりしたのだ。無駄な力みはかえって結果が良く現れないと思う。スポーツではそれはよくわかる。仕事でも同じだと思う。

 私はリラックスし過ぎだと言われたり、注意されたりする。集中していない訳ではないのだ。リラックスなのだ。リラックスの最高の方法はあくびなのだが、私はいつもタイミングが悪いので、あくびのタイミングには気をつけよう

 

「気を使わずに頭を使え」

 そうそうその通り、気配りが出来ると言うのは最上級の技のようにも思える。私は気配りがあまり上手でない。その代わり、頭は使っていると思う。気配りも出来る人間にならなければならないが、反省点だがそれは私には、最上級の技術のようだ。気配りが上手な人には感心する。日本の良い旅館などは「THE 気配り」そういう感じなのだが、仕事の現場では気配りと頭を使う両方がすぐれているとすばらしい。私の周りで二つとも絶妙にすごい!という人はあまり見たことがない。大体一方しかもっていない。人は欠点があってまた魅力的ということか、欠点がないということは、最大の欠点だと言う言葉もあるように、そういうことなのだろうか。でも欲しい。

 

「質よりも量を重視せよ」

 これは今がそうだ。量よりも質が大事だ。それは分かっている。しかし、質にたどり着くには量をこなすことが必要だ。ある一定の時、その量が質へと転化する時がある。その瞬間こそが成長だ。大体そういったときは、不思議な疑問か矛盾を感じながら、こうやってみようという必要性にかられ何か動きだすのだ。

 

私はあまり人を教育する方法を知らないが、これは思っている。量をこなせる人間は質も持つようになる。

時間は限られている為、要領よくを心がけるようになる。時間を追いかけると、時間に追われる人間から脱皮しようとする。そこに、量をこなす際には結局、質を必要とするようになる。

私の一つの方法だが、量と時間をセットで考える。そこに変化と発展の自分自身からの内的な矛盾、内的必要性からのエネルギーに何かを見つけ出すと思うのだ。

 いきなり質を目指さない。いつかその量が質へと転化する。その為に量をこなしているのだと自分に希望を抱く。まだ、私は量をこなしたい。もちろん質も欲しいが。

 

「時間はあるものではなく、作るもの」

 去年それをよく感じた。これからもそうだ。経営においても大事になるのがタイムマネジメントだが、それは人生でとても重要なことだ。そして、たくさん時間があるよりも、

忙しさの中にこそ、豊かさが隠れている・・・そんな風にも思ってみたり。ちょっとかっこよく言い過ぎたか。

 

「わからないことを喜べ」

 わからないことは犯罪だ・・・これが今年会社の原則で発表された。逆に言えば知ることはいいことだ。それはつまり、わからないことを喜ぶ、知へと向かうことと同じだ。哲学を通じて、勉強を通じて実践的知性へと向かおうと思っている。

 難しいたくさんの言葉が必要なのではなく、真実はシンプルな言葉の中にこそある。そう思って今日も難しい本を簡単にするべく本を読もうと思う。

 

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