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The Butterfly Effect 世界を変える力 士官学校P27

投稿日:2012/7/16

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The Butterfly Effect 世界を変える力

著者:Andy Andrews

Center:蒔田高徳

自分の人生にはどんな意義があるのだろう?

自分は本当に世の中に役に立っているのだろうか?

自分が何かをすると、世の中に影響を与えるのだろうか?

はたして自分はこの世の中で重要な存在なのだろうか?

 

小さな本の中にその答えがあった。本の文章自体はとても短い、あとがきの方が文章の量は多いんじゃないだろうか?しかし、本質はとても深い。この本はとてもすばらしい本だ。

人へのプレゼント、また教育の素材にはもってこいだ。

 

1963年、マサチューセッツ工科大学の気象学者エドワード・ローレンツは、ニューヨーク科学アカデミーに対し「バタフライエフェクト」という仮説を提唱した。その理論は今では有名な理論だし、映画のタイトルとしても有名だ。蝶が羽を動かすと、空気中の微粒子を動かし、それがほかの微粒子を動かし、さらに多くの微粒子を動かす。そうしているうちに、やがて地球の反対側で竜巻を発生させる、というものだ。

 当時、ローレンツがそう説明すると、会場に詰め掛けていた科学者たちはいっせいにあざけり、彼はその場から追い出されたほどだ。その当時は、彼の仮説はたわごとだと解釈されていた。私もその話を耳にした時に、そんなことが・・・あるか?と私の頭の中の少ない脳みそで考えて笑ったものだが、とてもネーミングがかわいいからか、どこか神秘的なおとぎ話のようなネーミングだと記憶に残った。

 今ではこの仮説が提唱されて長い年月が経過し、世界中の物理学者たちがバタフライ効果の正当性を認めている。今では「法則」と認定されるようになった。現在、この理論は「初期値過敏性の法則」として知られ、蝶の羽ばたきがめぐりめぐって大きな影響力を持ちうることが証明された。そのバタフライエフェクトは、物体や気象現象だけでなく、人間の行為にも適用される、それがこの本のテーマだ。私たち一人ひとりの小さな行動が、大きくなっていくことをこの本では語っている。

 おとぎ話のようでも、それは素敵な効果だ、証明されるまでにはたくさんの時間がかかることなのかもしれない、それでも、そのバタフライエフエクトを辿っていくその道筋を知っていく過程は歴史を辿るようなもので、とても感慨深い。そのような視点に気づかせてくれるこの本は、仮にバタフライエフェクトだとしても、また大きな力となって現れることだろう。私のバタフライエフェクトが、それはすぐに証明されないものだとしても、大きな希望があるのだということを感じるようになった時、証明が必要なのではなく、私の仮説、思い、イメージはその当時はバタフライエフェクトで周囲にはよくわからないものかもしれない。それでもかまわない。バタフライエフェクトなのだから。

私たちのすることは重大な意味を持っている。

私たちのちょっとした行為がめぐりめぐって大きな影響を及ぼすのだ。

それは私たち自身にとってだけでなく、家族や職場や地域にとってだけでもなく、

私たちのするあらゆることは、地球上のすべての人々の生活に計り知れない影響をもたらす可能性があるのだ。

 本の中で、世界を変えた男の子の話、逸話がある。すべて、実際に起こったことだ。

それと同じように、私たちの選択を辿っていくと、それはバタフライエフェクトがつながっていったのかと、あの日の私を思い出すようになるのだ。

 

 神秘・・・それとも科学・・・すべてつながっているのだ。

 

 

 

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