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たった1分で人生が変わる片づけの習慣 静岡P95

投稿日:2012/5/30

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たった1分で人生が変わる片づけの習慣

著者:小松 易

Center:蒔田高徳

 私は整理整頓が苦手だ。むしろ散らかす専門だ。妻にはたくさん迷惑をかけている。ズボンはよく脱ぎっぱなしだし、机の上はいつも汚い。たまに掃除するくらいだ。この本もBOOK OFFの100円コーナーに置いてあった。私に必要なものは、かたっぱしから読んでいこう。私に整理整頓を覚えてほしい人たちのためにも。

 著者は1000人の部屋と机をキレイにさせた日本初の「かたづけ士」という職業を名乗った人だ。私も著者をテレビで見たことがある。数十社の企業からも依頼を受け、実際によい変化をもたらした実績を持つ。

 「あなたの人生」と「身のまわりの状態」はリンクしています。

こう本は始まる。そしてわかりやすいイラストが描かれている。私は正に悪い例の方の人間だ。身のまわりを片付けると、人生が好転し始める。そのような言葉をよく聞きながらも、実践していないのは、薬は飲むがそのまま出すという習慣の結実体が私なのだ。そんな私の今月の主題は「変化・発展」だ「変化・後退」ではない。この本を読みながら、変化したいと思っている。私が作った私の習慣はこの本で変えることの出来る素材の対象をたくさん持っている。私は変われるだろうか。いや、変わるのだ。

 

 1「片付け」とは、ものごとに「かたをつけ」「リセットすること」

片付けの第一歩は整理と整頓だ。整理とは要するに、「減らす」こと。一方整頓は「使いやすいように物を置く」「配置すること」を意味する。よって「整理整頓」と「片付け」はほぼイコールだが、「かたをつける片付け」をしないと結局は何も変わらないと著者は結論づけている。これは私たちの問題解決も同じことの本質を言っている。「とどめを刺さない片付け」では意味がないのだ。

 

とどめを刺す

 とどめを刺すとは、殺すとかそういったことでなく、「なにごともおろそかにせず、きっちり終わらせる」という意味で使うのだと言う。片付けにおいて「とどめを刺す」というのは、毎日取り組む片づけを中途半端に終わらせないということだ。「整えるだけ」ではすぐにもとの状態に戻ってしまう。正しい片付けをして、二度と散らからないようにしなければならない。「片付ける」は「整理整頓する」という語義の他に「問題を解決する」「もめごとを処理する」「けりをつける」の意味でも使われる。仕事やプライベートでも、次に新しいことをするときには、まずは片付けをして「リセットする」ことが大事だ。私は、いつも何かを終わらせてするのではなく、何かをまたすぐ同時に始めてしまう。何も終わらせないままだ。結局そして、何一つ終わらないまま、複数が進んでしまう。きちんと片付けをして新しいことを始めるべきだ。著者のように「片付け」を定義することはとても大事なことだ。先日私が湘南店に行って「引継ぎ」とはの定義をしにいったが、片付けの定義が出来ていない人間がよくまぁ偉そうなことを言ったものだ。反省。

 

何を捨て、何を残すかで人生は決まる

何を捨て、何を残すか、何が必要で何が不必要かの線引きができていない人は「人生において何をしたいのか、が明確になっていない」のだ。頭を打たれる言葉だ。何かに取り組むときには目標が必要だ。目標がなければ「何が必要で、何が不必要か」ということすらわからない。モノや情報を入手しても取捨選択ができないので、いつの間にかモノや情報に埋もれているという事態に陥ってしまう。

まず「自分は人生で何をするのか?」ということを考え、そのうえで「何を捨てて何を残すのか?」「何が必要で何が不必要か?」を取捨選択する。「人生で何をするのか?」が決まれば自分にとって本当に必要なものを見極める力がつく。まずはあなたのテーマを決めることだと本は整理整頓とは人生の生きる哲学だということを語っている。

 

片付けをすることで「本当にやりたいこと」が見つかる

このエピソードに関しては、本を読むことをお勧めする。私にも片付けをすることで、人生にかたをつけることができるだろうか。

 

片付けは、人生を変えるための一番身近でシンプルな方法

片付けは、動作の終わりではなく、スタートのきっかけである。片付けをする中で「捨てるか」「捨てないか」という判断を何度もすることになる。その中で「捨てない」と判断をくだしたものは、今後絶対に使うものであるべきだ。片付けは人生を変えるための第一歩であり、夢をかなえる舞台づくり。夢が見つかっていない人は、片付けを通して、自分がやりたいこと、大切にしたいことを見つけていくことができる。片付けは人生を変えるために不可欠で、しかも効果的な、具体的方法だという。片付け、奥が深い。

 

準備されたところにチャンスはやってくる

片付けはチャンス製造マシーンだという。家でも会社でも片付けられていると、チャンスをつかめる確率が格段に上がる。片付けができているということは、チャンスを受け入れられる状態をつねにキープしているとも言える。

 最高のパフォーマンスを発揮できる

イチロー選手がヒットを量産できるのは、最大のパフォーマンスをゲームで発揮できるよう、身の回りがきちんと整理整頓されている。守備もばらしいですが、ヒットを打つ、あの一瞬のために、習慣的なトレーニングを徹底して行っている。そして、その前提として整理整頓も徹底している。遠征のときに、持って行くスーツケースの中も、足マッサージ器具と必要なもの以外はまったくない。整理整頓できているから、常に安定したパフォーマンスを発揮しているのだという。イチローにとって、片付けられている状態が当たり前なのだ。だからこそ野球に集中できている。そう思うと、私は集中できること以前に、片付けがまったく出来ていない。それはパフォーマンスも散漫とするものだ。片付けすら出来ていない人が、何かを成し遂げることなどできないといっても過言ではない。

 

片付けないと「モノ」「スペース」「ヒト」が死んでしまう

 これは良い写真の条件とも似ていると思う。複雑な素材や要素を持っている写真でも、その中が整理された写真には芸術性が宿る。ただ散乱しているのではなく、それぞれが適正に配置されていなければならない。片付けというものが習慣的にできるのであれば、芸術性に近づくということだ。そういったオフィスを目指していきたい。

 

本の中には、片付けの具体的な方法たちが多数紹介される。その中で、片付けは一気にやってはいけないと書いてある。一気にやるのではなく、習慣的にやらなければそれは意味を成さないのだ。私も、一気にではなく、習慣的に決めたことをしっかりやっていこう。

妻よ期待していてくれ。

 

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