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世界を変えるお金の使い方 静岡P42

投稿日:2012/2/28

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世界を変えるお金の使い方

責任編集:山本良一

Center:蒔田高徳

 家の本棚にこの本があった。どうやら妻が買って読んだようだ。妻はこういう本が好きだ。理想の中で抽象的に生きている。私もその部類だが、この本の内容は具体的だ。私たちが持つ100円が、世界を変える力があることを教えてくれる。

 この本はお金をどのように使うべきかについて論じた本。即ち環境の保全と社会の中の様々な問題の解決のためにお金をどのように使えばよいかを示すことが目的だ。100円から数千円というわずかなお金からでもできる社会貢献を紹介している。本屋にいけばビジネスコーナーの書籍にあるほとんどの本は、いかに労せずに楽にお金をもうけるか、だまされずに資産を形成するかについて書かれた本ばかりだが、この本はそれとは違う。私たち自身に質問を投げかける。

あなたがお金を使う瞬間、

それはなたが

世界を動かしている瞬間でもあります。

 今私の財布に入っているお金は、社会のシステムであると同時に、私の意思であり、選択であり、それを伝える道具でもあります。お金は万能ではなく、なんでも解決できるはずもないですが、使い方によっては、世界を変える原動力になるのです。どんな未来を歩みたいと思い、どのような動きに目を向け、どう参加するか何を選び何を買い、何を支えるか、人の意志とお金が、世界を変えていく。

 

 私たちの昨年度の寄付活動のお金の使い道が決められずにストップしたままだ。難民支援の為のお金、また震災で被災された方たちへの寄付活動。思考が停止しているものを起こさないといけないと思ったのはこの本からだ。何をしているのだろうか。使い道はたくさんあるが。

 教育―人間の可能性の開発

世界中で読み書きのできない大人は、8億6000万人程だそうだ。危険を知らせる看板が読めずに地雷の被害にあったり、知識がなくて病気になることもあります。文字が書けなければ投票によって意思を示すこともできません。知識を得て自らで考え、行動し、世界中の人たちとコミュニケーションをとることが、問題解決の第一歩。人は「知ること」で世界が広がり、世界から不公正と貧困をなくすためにも、教育を重視する必要がある。また、知識の教育だけでなく、心の豊かさを育てる完成の教育も重要だ。私たちにもいつも学びが必要だ。

自立―自らの足で立ち、道を切り開く

生きるための基盤があり、十分な教育を受けることができても、経済的にも精神的にも、外からの支援に頼るばかりでは、本当の解決にはならない。一人ひとりが社会の中でしっかりと自分の道を歩むことができる意思を以、その手段や技術を持ち、経済基盤を持つ必要があります。もちろん単なる対処療法でできることではない。その人なりの思いや医師に丁寧に寄り添い、サポートすることが肝心です。また、失われた地域コミュニティの再生と自立もテーマだ。自立した人々は、次に、別の人の自立を助ける人になりうる。

私たちは、まず自立した大人たちだろうか?

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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