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越谷店
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			類推 越谷店写真アワード
投稿日:2017/6/18
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越谷店内で写真アワード、様々な写真候補の中から今月、
Manamiさんが撮ったこの写真が6月の越谷店の店舗会議で選ばれた。
選ばれた写真を見て
いつの時間・どこで・どのように・なぜ・そのように撮ったかが話されていく。
写真について話しあう時間はライフスタジオで働く人たちの絶好のブレイクタイムだ。
写真で生きている私達にとって、
つまり・・・その・・・おやつの時間のようなものだ。
そこに素敵な写真があれば、おいしい飲み物と茶菓子で延々と話ができる人達だ。
写真大辞典 『類推』の章に今月の写真主題があった。
彼女が観察から類推し選択した技法と絵のイメージは「緑と少年」
それは活き活きとした力強さ、成長の強さ、未来の希望である
少年が葉を掴み目をつぶり葉の緑、その匂いをかぐその素直さ仕草も少年らしくもあり、
またそれはどこか祈るような姿でもある。
親は子の純粋な成長を願い、祈るような毎日の中で元気でいてほしいといつも願っている
構図
バランスのとれた1/2構図
75枚の写真を作る中で、私達は1/2構図をずっとは使用することはできない。
撮影の流れの中にある1カットでまた一つ違った効果を見せる構図表現の一つである。
様々な構図表現がある中で、いつの間にか忘れてしまいがちな構図のうちの一つであるし、下手をすると下手をする構図の一つでもある。この写真の少年が横を向き、目をつぶり、この仕草であり、この光であるからこの絵である。
主体と副主体
主体はいつも大体・人物被写体にあるが、副主体とは被写体とスタジオのインテリアとの関係ともいえる。
被写体をメインとしながらも、1Fルームの窓際、そして窓際の奥の背景を上手に前ぼかしを活かしながら背景を整理し被写体の少年と副主体にあたる活き活きとした緑色の葉に自然と私達の目がフォーカスされるように撮影されている。
効果的に前ぼかしに利用したインテリアの植物は、右窓際の小物や線の強い背景に淡いグラデーションをかけ、さらに奥行きの背景も望遠レンズの特性を活かしながら整理する。
もし、前ぼかしがなく、そのままを映せば木や背景はより具体的に見え、
それはまた別の絵となるが、
Manamiさんは前ぼかしを上部、右サイドに効果的にフレーミングし撮影したことで
写真上部から、窓辺の背景にまで効果的な淡い質感を持たせ、
被写体以外の余白部分を自然にそっと埋めている
写真を見ている側も
ただ私達のスタジオ背景で撮影しただけでない
その絵が持つ“ストーリー性”に注目ができる。
写真を一目見た時に、ここは室内なのか、どこなのか?
そう思わせることができたならそれも成功である。
私達は自然な写真を撮ることを常に心がけ
いつも被写体を動かす自然な声掛けを緻密に学習し計算している。
美しさを表現し思い出を記録する楽しみの空間
これからもその追求は終わらない。
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