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越谷店
scrollable

投稿日:2014/4/12

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以前、
銀行の融資担当の人とお話をした際

私:「企業に融資を決定する際、もちろん決算書ベースで見られるものやその会社の将来性など
何か計る尺度みたいなものもあると思うのですが、どんな視点で企業を見ているものなんですか?」

こんな質問をしたことがある。

もう60歳を超えるその担当の方は、はっきりとこう答えた

担当者:「活気ですかね」

私:「活気ですか?」


担当者:「その企業を訪問すると、その会社の雰囲気を感じます。
気合の入った会社は挨拶から違いますし、若い人たちも頑張ろうという気力で何かね
ギラギラしていたり、会社でも部活動なんかがあったり、
みんなで野球をやったりなんか 活気があるんですよね。

それらは一見、企業の業績や数字が書類に表れてきたりするものでも別にないんですけどね
活気っていうのは伝わってくる。それはとても大事な指標ですよ
それはね、行けばすぐわかるんです。

逆にね、決算書がいくらよくても活気のない会社っていうのはそれもすぐ感じますよ」

私:「勉強になります。私たちの会社は私ももちろん、全体的に若い人間で構成された会社です。
  その会社に活気があるかどうか、それは会社全体や一人一人がどう生きているかの意欲が
  伝わるのとも同じですね。」


部屋のホワイトボードに書き出していた教育の計画についての走り書きを見ながら、
その担当者は言った。

担当者:「こういうのってとても大事だと思うんですよ」

それらは決算書なんかにはもちろん表れることがないものだ。


銀行の担当者はそんな話をした。

  
尺度として、数字や統計に表れて見える数字的なものがある。
また、それら表計算では表れない 目に見えないものがある。

教育や学習は、その結果や成果や変化が人々に表れてくるのに、時間がかかる。

それは目に見えないものを信じる強さや時には忍耐をも必要とする。
また、私たちはすぐに見えるものを疑うその弱さをいつも同時に持っている。

何かをしたら、3分でカップラーメンができるように変化するような結果はなかなか起きないものだ。
だから、積み重ねを必要とする。

意思の変化は即席で可能でも、それを持続的に習慣化させていくことは時間を必要とする。


「自分自身の意思、また周囲の一人一人の意思に火をつけるにはどうしたらいいんだろうか?」
なんて思いをしながら、19時40分。
国道4号線沿いを車を走っていると、越谷店の事務所がまだ明るい。

「まだ、だれかいるのか?何やってんだろうな・・・」

行ってみると、
本を片手にパソコンに向かいながら、自身で文章を整理し自習をしているスタッフたちがいた。
事務所の机環境もとても整理されていた。
お、なんかやってるね?声をかけると、言葉が帰ってきた

 「今燃えてますよ」 と


どうやら、火をつけなくても彼らには火がついているようだ。

ふふ、私も負けてはいられないな。

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それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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