Photogenic
越谷店
その子らしさも探して
投稿日:2020/8/20
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photo by takako
cordi by mami
location in Osaka 1st
写真には記録と記憶の2つの面があると言われますが、
記録することの大切さを考えてみます。
自分自身の記録にはあまり興味はありませんが、こと甥っ子に関しては、カメラを常にスタンバイさせています。
沢山写真を残してあげたいというのは、建前で
私自身が見返して楽しむために、記録を怠りません。
会えないこの時期には、姉から動画や写真を送ってもらい、成長を見守っています。
写真が送られてくると、私の記憶の中の甥っ子の姿は最新のものに上書きされ、過去の姿は忘れていきます。
先日1歳になったばかりの甥っ子は、成長が著しく、数ヶ月前の写真ですら、
「誰?」とあまりの変化に笑ってしまうほどフォルムも顔つきも別人のようです。
この時こんなことできたよね〜と思い出は残っても、姿は忘れていきます。
その時々の姿は、記録しない限り忘れてしまうものです。
そして、赤ちゃんをどのように記録するかを考える必要があります。
赤ちゃんは、ありのままでも十分可愛いですが、なにが可愛いのかなにを写したいのかどのように写すかを明確にしながら撮影を行います。
赤ちゃんと言えば、思い浮かぶのは、透明感やムチムチ感ですよね。
それらから受けるイメージを写真に写す際、
より引き立たせるために、明るく撮ることを選択します。
露出を明るくすることで、赤ちゃんから連想される透明感のある爽やかさやフォルムを綺麗に写すことができます。
その上で、何を写すか。
それは被写体によって異なります。
言葉を変えると、何を写したいかです。
身体的にも被写体らしさが顕著に表れるのが、この時期の子の特徴です。
ママの腕に抱かれて来店した彼女も、
見た瞬間目を奪われるものがありました。
耳の横からふんわり垂れた髪の毛です。
大人顔負けのそのヘアスタイルに、挨拶も早々に、話題にあげたところ、
「パパのお父様からの遺伝なんです」と笑顔でお話してくださったママさん。
量が多いため、毎日二つ結びにしているようですが、おかげで特徴である髪質が際立つ髪型でした。
その特徴を魅せる角度を探しながら撮影をしていたところに、
目に写た光景がこの一枚です。
彼女の特徴的な髪の毛と
その奥に写るぽってりとした顔のラインも覗いています。
今回写真のテーマが「リフレッシング」でした。
辞書によると
身をさわやかにする,元気づける,すがすがしい,目新しくておもしろい,斬新(ざんしん)で気持ちのよいとありますが、
個人的にはさわやかの中に、何かに包まれるような"やわらさか"があるように感じています。
ただ明るい写真というだけでなく、
緑を前ボケと絞りによって周りをボカすことで、テーマから感じたやわらさも取り入れ、髪の毛のくるくるの流れともマッチしました。
赤ちゃんから幼児へと成長しようとしている彼女。
その特徴的なヘアも成長と共に変わる可能性もあります。
お爺ちゃんからもらった物。
大切に思ってもらいたいです。
mami
生まれて6ヵ月にパパが海外へお仕事
半年間会えていない状況
パパの顔忘れているかもと言っていましたが、
ママが離れて暮らしていても顔を忘れないようにとパパの顔写真を「うちわ」で作ったりしていて
沢山工夫されている姿を見て家族の愛が垣間見えました。
成長して大きくなった姿を早くパパに見せてあげたいね。
『伸びたくるりんとした髪に毛』『落ちそうな可愛いぽっぺ』『小さな耳』『むちっとした手首』
きっと目に涙を浮かべて君をさらに守ってあげたいという
親なら誰しもが思う強い意志がさらに深まるとおもう。
カメラtakakoさんとはその子の個性や今を引き出すため
髪の毛やつかまり立ちができる成長した姿をおさめるとともに
リフレッシュさを出しながら撮影しました。
カメラtakakoさんは普段、越谷店にいてカメラもアシスタントも上手く私にないものばかり
持っていて新鮮さや勉強する部分が多く、また私自身変われるチャンスをくれる救世主です(笑)
決められた期間内で私がどこまで理解し成長できるか勉強する日々です。
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