Photogenic
越谷店
Melty
投稿日:2019/6/30
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Melty
Photo by バナナさん coodinate by 田中直美
子供たちが見せてくれる屈託のない
溶けてしまうような甘い笑顔が好きです
わたしたち大人がいつのまにか忘れてしまっている表情
何も隠さない 何の遠慮もいらない
わたしたちはそれを「無邪気」と呼びます
◆声かけ
「声かけはいつも、子供たちの温度よりも1℃高く」
そんなことを日々意識しています
こどもが楽しいように 飽きないように
少し大げさで、誰が見ても聞いても 思わず笑いが起きてしまうような
目指している絵が見えていて こどもに「こうやって」と思うことを、
あえて 「こどもが真似をしたくなる楽しさ」に 変換する仕事をしています
はたから見ると
「大の大人が捨て身・・・」のように見えるかもしれませんが
「人を笑顔で溶かすには まず私たちが溶けていなければならない」
そう思っています
カメラマンはカメラを向けていて、声かけもできますが
こどもが溶けるような笑顔や表情、仕草を見せてくれるには
もう一人の撮影コーディネーターと共にそれを誘発するエネルギーが
わたしたちの撮影では非常に重要です
1℃高くある為には
わたしたちの声かけの言葉だけでなく、あらゆるエネルギーが必要です
魅せる表情、笑顔の誘発、言葉かけのトーン、声の大きさ、etc...
わたしたちが見せる大げさな仕草の「しーーーーっ」というまねごとを
全力で楽しそうにしてくれた3歳の彼女 七五三の後のドレスでの撮影でしたね
瞬間を、望遠レンズ200mmで 絞りは最小にして背景をぼかし アップで最大限被写体に集中
子供のぎゅっとした仕草の最大と
この時の望遠レンズ焦点距離の最大である200mm
絞り値をこのカメラボディでの最小2.8F (被写界震度は浅くなり最大のボケが生まれます)
この瞬間にある様々な条件の最大でしたとも言えます
背景のファンシーゾーンインテリアはボケて
色は光と共に混ざり溶け合います
もうひとつのMelty 溶けゆく空間と記憶
越谷店で私たちがしばらく撮影してきたインテリア空間、通称「ファンシーゾーン」
実は、7月のインテリア改装でこの空間ともさよならとなります
前回のインテリアの改装の時、以前の空間の構造物はそのまま生かしながら
色調とテーマを変えて空間をリニューアルしこれまで活用してきました。
もう2週間後には完全に取り払って別の空間が生まれる予定です。
「側面には○に△に□の穴の壁」
「登ったりすわったり、隠れたりしたはしご」
「カラフルでやわらかいクッションとお人形」
さまざまな立体空間として、私たちの撮影空間として、共に楽しい思い出を演出してくれました
前にあの場所で撮ったな~という思い出は写真を見れば思い出せますが
この空間での写真は二度とはなく、思い出のあの場所に変わります
このMeltyの写真のカットの前には
背景の奥行きの空間も映るように撮影もしているので
最後のクライマックスにクローズアップを持っていきます
このMeltyのクローズアップカットでは被写体に集中し、思いきり背景をぼかす選択をしています
被写体と背景との距離をあえて空けておいた場所で撮影を始め
アップにした時には背景空間のボケ具合を想定しておきます
焦点距離200mm f2.8 SS 1/125 ISO 1250
あの日の思い出も 甘く とけゆく
Melty smileの写真と
Melty ファンシーゾーン を少し感傷的に思いながら
200mmレンズで撮った溶けるような思い出の写真を眺めています
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