Photogenic
越谷店
Kodomotoha・・・
投稿日:2019/4/30
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Kodomotoha・・・
撮影をしていると、「kodomotoha・・・」と考えざるを得なくなる瞬間があります。
撮影のイメージはこうと思うことが写真の全ての答えではなく、こちらのアプローチ、アクションに子供が返してくるその子の反応(リアクション)が答えとなります。
「自然に」を作りながら、誘導をしながら
表情やポージングとを、こうしてみて、ああしてみてというような言葉が
あまりにも、撮影指示っぽくなってしまえば、どこか「不自然に」なっていくものです。
ここで私は、カメラ目線で笑顔のリアクションを求めいつものよに笑わせるギャグのようなことをしていたと思います。
しかし、彼の目は、純粋に真っ直ぐレンズの奥を覗きます。
自分の中では少し想定外の中にこそ、真実やシャッターチャンスがある時があります
その瞬間の彼の反応の方が、より彼らしくシャッターを押します。
「何?」
と声が聞こえてくるような、それは反発というよりも、純粋な問い
椅子に跨り、私は斜め上から、目線と顔を斜め上に上げることで
椅子の背もたれのラインも少し斜めに、彼の腕、肘のラインも斜めに
少し斜に構えた、少し勝気な瞳の強い印象にできる演出ができます
(ちなみによく笑う素直な子ですよ^^)
大人と子供は同じ世界にいながら別の世界に住んでいます。
あるいは大げさに言えば大人と子供は別の人種とも言えるかもしれません。
だからこそ不思議な出会いや瞬間があるのです。
大人が持たないような好奇心のレーダーがあり、興味のわくものにはすぐに行動にでる。
疑問は素直な疑問である。
子供には子供の論理があり、それを尊重する必要があります。
と、言いながらも、尊重はしながらも子供の世界にガンガン楽しく入り込んでいく大人なのですが 笑
対角線構図
光:スタジオ照明 サイド光+逆光
色調
ブラウン(ややオレンジ気味)のジャケット、濃い茶色の椅子、茶色の大きなボストンバッグ
ブルーのジーンズとブルーのニット
床のカーペットの赤と、ほんのり頬の赤さ が写真の中でリンクします
こういったまっすぐこちらに問いかけるような瞳の1枚も印象的でいいですよね
Photo by バナナさん(Takanori Makita)
coordinate by Umino Takashi
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