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知覧特攻平和会館

投稿日:2011/5/31

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知覧特攻平和会館

 

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先日鹿児島の知覧特攻平和会館へ行ってきました。

ここは世界的にも有名な神風特攻隊が飛び立った場所です。

沖縄、広島と資料館へ行き、その旅に強く戦争はいけない。と思うのですがなぜこんなにもすぐに薄れてしまうのでしょうか。

 

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ここの資料館では彼らの写真と遺書などが展示されていました。年齢は10代後半~30歳くらいまで。多くの将来のある若者が南の空へと散っていきました。

彼らの文字は私たちと同じ世代だと思えないほどの迫力がありました。

戦争とは勝たなくては死んでしまうもの。しかし彼らが特殊であるのは自ら命を落としにいかなくては行けなかったということです。

将来がぷつっと切られてしまうのです。望みもなしに。

当時の日本では悲しいなんて一言も言えませんでした。家族も生きて帰ってこいとは言えません。すべて見られてしまうのですから。

 

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どの手紙も印象深かったのですが、2つ特に印象に残ったものがありました。

一つは母から息子への手紙で一文にこうありました。「立派に任務を果たしてこい。死んでアミダの世で会おう」と

 

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そしてもう一つは婚約者へ当てた手紙です。私のことは気にしないで、元気に生きてくださいと彼女を想った手紙の最後に「会いたい、話したい、無性に。」という文が添えられていました。

 

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何名が特攻隊として散っていった。というように数に麻痺してしまいそうですが、それぞれに人生があり、今の私にはもう変えられない過去なのだと思うと悔しい思いでいっぱいです。そして同じ年の彼らがこのような人生を歩んだのに、私はなんて自分に甘いんだとも思いました。

 

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何が正義で何が悪なのか。今の幸せにあぐらをかくのではなくて、両手いっぱいで抱きしめないといけないなと感じました。

 

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そして戦争とは儲かる人がいるから行われるもの。そこに惑わされてはいけません。

定期的にこのようなところに足を運びたいと思いました。

   

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