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国分寺店
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ゆっくり、いそげ

投稿日:2018/2/23

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こんにちは!国分寺店の椎葉です。
 
久しぶりに国分寺店でも皆で読書をしました。
それが今回のこの本、「ゆっくり、いそげ」
国分寺店のとなりにある胡桃堂というカフェの店主、影山さんが書かれた一冊です。
 
サブタイトルが「カフェからはじめる人を手段化しない経済」。
私達の働き方へも多くのヒントか考えるべき点が入っていました。
 
この本を読んで一番私的に出てきた自分の問いかけが
「どうやってお客様に私達が人だということを認識してもらうか」というものです。
 
ライフスタジオでは1~2時間の時を1組のお客様と一緒に過ごすので、
この部分は乗り越えやすい部分だと思うのですが、例えばコンビニやレストランに行ったときに
人と人の関係性ではなく、消費者とお店側というだけのやり取りをよく見る事があります。
別にそれが悪いという訳ではないのですが、少し寂しさを覚えることがあります。
と言いつつも私もそのような態度をしていることもあるかもしれません。
 
私の家の近所に一軒のコンビニがあります。そこには見た目はものすごいギャルで、
言葉使いもなんだかちょっとおかしいけれど、めちゃめちゃ愛想がいい店員さんがいます。
コンビニというと最低限の接客というイメージが私の中であるのですが、そこのコンビニでは
その店員さんが色んなお客さんと話すので、それがどんどん周りにも影響していき、
この間いった時は向こうのレジでもこっちのレジでもお客さんと店員さんの会話のやり取りが
ありました。コンビニでもこんな風にお客さんとの関係性が変化することもあるんだなぁ~と
思いました。
 
さて、私達の仕事の話になりますが、プロとして写真を撮影しているけれども、
私はポートレートは感情移入すればするほど良い写真が撮れると思っています。
だからどんどん話をしたいのです。
 
私達もお店である以上お店と消費者という関係でもあります。だけれどもそこから
一歩上の関係性になることによって、良いポートレートが撮影出来るし、
心を開いてもらえるようにアプローチしたいのです。だからこそ、私自身成長する必要があるし、
勉強もしていかないといけない(写真だけではなくて)それが出来てこそ、
興味を持ってもらえ、人として認識してもらえるのかなと思います。ライフスタジオでは
「人が人を人として」というスローガンがあります。そのスローガンについても改めて思い出す
1冊になりました。
 
色んな企業がありますが、コンビニでも写真館でもどこでも、人と人の関係が見えるお店が増えたら、
この世知辛い世の中もう少しハッピーになれるきっかけが転がるんじゃないのかな?とそんな風に思います。
 

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