先日３歳の七五三でスタジオに遊びに来てくれた小さな女の子。

ショートカットで目がキラキラしていて、３階の広い部屋を見て「わぁあー」と

大きい口をあけていました。

 

自分の気持ちにまっすぐで撮影中も笑顔がハナマルな彼女。

シャボン玉を見て顔全体で喜びを表現してくれたり、好奇心がいっぱいな子でした。

ママからイヤイヤのスイッチが入るとなかなか大変で･･･という前情報をいただき、

やる気スイッチならぬ、いやいやスイッチ君のはどこにあるんだろう～♪状態でした（笑）

 

実は撮影当日、先にパパだけがご来店されました。

そしてその後にママとお子様がご来店。

じつはそれもパパとママの大事な作戦だったのです。

 

ちゃんと理由があってそこへ行く流れじゃないと本人も行きたくない！となるみたいで、

「パパがあそこで待っているから行こうね」ということでトコトコ頑張って歩いてきてくれたんです。

おおきくなったらそんなことも覚えていないんだろうけど、パパとママは一生懸命考えてくれていたんだよ。

 

　

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撮影も進んでいるうちに私にはなんだか不思議な気持ちが芽生えていました。

それは、ちょっと自分の幼少期の頃に少しだけ面影を彼女に感じていたからでした。

 

　

私は写真や映像でしか自分の小さい頃がどんな子だったのか知ることが出来ません。

私は彼女のように自分に正直ではなかったし、顔もこんなにキラキラクリクリしていなかったし、でもふと下を向いたりポーっとしている表情とかが写真で見ていた自分の幼少期に少し似ていてなんだかタイムスリップしたような不思議な気持ちになりました。

 

現在の自分が、当時３歳くらいの自分を相手に撮影に入っていたらどうなっていただろう。

 

そんなことをふと帰り道で考えたのでした。