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国分寺店
scrollable

主題:全身の圧縮写真

投稿日:2017/4/29

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圧縮写真とは一体どういった写真なのでしょうか。
 
圧縮写真はライフスタジオではよく【ギュウギュウ】と呼ばれています。
その名の通り、写真の上から下まで被写体で画角を埋めている写真のことを指します。インテリアが大きく映る空間撮影の中では、被写体が画角いっぱいに映る写真は75カットの中でインパクトのある写真の1つでもあります。しかし、被写体で画角をただ埋めるだけではインパクトのある写真は生まれません。
一体何が必要なのでしょうか?
 
国分寺店ではそんな何となく頭の中で認識されていた部分を、改めて言葉にして話し合ってみました。国分寺店ではインパクトのある圧縮写真には大きく分けて3つの事が必要になるという仮説があげられました。
 
1つ目は【バランス】です。これはどんな写真にも言える事ではありますが、今回のバランスとは被写体の体のラインを指します。圧縮写真は被写体の一部を切り取ったような写真です。ここがポイント!!という部分を切り取って、引き立たせた写真こそ圧縮写真にするにふさわしいものと言えます。そもそも被写体自身のラインが美しく描かれていなければそこを切り取る意味がないのです。だからこそ私達は子供の動きの中でラインを導く誘導をする必要があります。
 
しかし、ここで言う美しいとはカメラマンの頭の通りにだしたものではなく、その子らしい動きが形になって現れたものをいいます。そこで2つ目に必要となるものは【自然な瞬間】です。先ほどラインを導くと書きましたが、あまりにもこちらで誘導しすぎてしまうと、ガチガチに固まった息苦しい写真になってしまいます。そこで良い圧縮写真とは、ぎりぎりに切り取っても逃げ道のある瞬間を切り取ることだと言えるのではないでしょうか。そのために必要になってくるのは、動かしたのではなく、動いた瞬間を切り取ることです。しかし本当に自然に動いた瞬間だけで、子供の体に美しいラインが生まれるのを待つことは、限られた撮影時間の中では中々難しい作業です。そこで1つ目の要素で述べた【ラインを導く誘導】が必要になってくるのです。被写体が動いたその時に更にこちらから投げかけてラインを発生させる、もしくは被写体が自分で作ったラインをこちらの誘導によって崩す。自然とよべる瞬間を自ら作り出すことが必要になってきます。
 
3つ目は【整理する】ということです。余計な線を消し、必要なものだけで画角を満たす。これもどんな写真にも言える事ではあります。しかし圧縮写真における整理とはインテリや線の処理だけではありません。圧縮する際に体のラインを崩さないように写す必要があります。ここまでに述べたことを行い、折角ラインを作り出したとしても切り取り方を間違えてしまっては何の意味もありません。そこでインパクトのある瞬間を切り取るためにはバランスを見ながら何がポイントかを自分の中で明確にし、それらが最善の状態で写るように整理する必要があるのです。
 
これら3つの要素が合わさって初めてインパクトのある、誰かをハッとさせられるような瞬間を切り取ることができるのではないでしょうか。それには子供の動きをある程度予測できたり、その子らしい動きをカメラマンがしっかりと把握している必要があります。それには「写真を撮れば良い」というスタンスでいるのではなく、しっかりとその子に向き合う覚悟と、被写体に自由に動いて良いんだよと感じさせる空間が必要になってきます。これらの状況を作るにはやはりコーディネーターの存在が大きく関わってくるのではないかと思います。ライフスタジオで撮影する写真は決してカメラマンの作品ではありません。写真はママさんパパさんの物であり、撮影空間はその場にいる全員で作られていくものです。その子らしさを見逃さず、その瞬間にラインとバランスをみて適切な画角でポイントを切り取ること。これが圧縮写真に必要な要素といえるのではないでしょうか。
 

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