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投稿日:2018/10/11

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女性の美しさとはどんなものなのだろう。

色んな美しさがある中で、この着物の写真では「凛とした」という言葉のインスピレーションが湧いてきました。
この子は笑顔もとってもキュートなのだけど、笑顔ではない真っすぐな瞳が彼女の魅力をより引き立てるような印象を受けました。

人にはいろんな表情がある中で、この子のこの顔!という表情を引き出せたり、見つけられると
カメラマンにとってはとてもやりがいを感じる瞬間だと思います。
この撮影中にも「笑顔じゃなくてもいいからね」と声をかけると7歳である彼女は私の意図を上手にくみ取って
素敵な表情をどんどん出してくれました。

私たちが普段行っている撮影の中で、笑顔を出すというミッションは大きいものだと思いますが、
それ以上に出来る子が来る場合は、それ以上のカメラマンとして接していかなければならないと感じる瞬間があるのです。
たとえばこの子のように。

このような瞬間が着た時には「プロ」VS「プロ」という関係性が芽生えるような気がします。
彼女もカメラマンが要求している以上のものを出してくれるし、私たちもそれ以上のもので答えなければなりません。
そういったときに、特に撮影においてのイメージや技術の引き出しの多さが要求されるのです。

今回の撮影ではその関係性の中で、コーディネーターであるナナちゃんも、「ねぇ、これどう?!」
とワクワクした表情で、傘を後ろで持ってくれ、素晴らしいアイディアを出してくれました。
まさに被写体、コーディネーター、カメラマンが協力して出来た美しい一枚だと思います。

被写体によって必要とされるものはその時々変わってくると思います。その個別性に対応しながらも、
美しい一枚が残せていけるカメラマンでなければとこの撮影を通じて改めて感じるのでした。

photo by shiiba
coordinate by nana

written by shiiba

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それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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