Photogenic
国分寺店
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手をつなぐ
投稿日:2016/1/18
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Codinate by Nana
in Kokubunji
自然であることと写真はどう違うのか。自然とは私達が見たままの景色であるとする。
そこにかわいい子供達がいて、それをそのまま撮る。ある程度は可愛く撮れるが、
それだけでは私達がカメラを使い、光を作りながら撮影する意味はあまり生まれてこない。
写真を撮るとはなんなのか。それは見たまま、自然の姿を切り取るということではない。
目で見たものを心でキャッチして頭を使って変換させ、イメージ化させ、芸術的要素を付与
し、カメラという機会、技術を使って写真にする。それがカメラマンの仕事である。
イメージが大切といわれるのはこれが根本にあるのではないかと思う。
この写真ではやさしい2人のお兄ちゃんが弟くんに心配そうなそして優しいまなざしを送っ
ている。それがこの写真の核心である。そこの露出が一番高くなければならないが、その光
は優しいものでなければならない。
そして他に気をとられているがお兄ちゃんに手を引かれて安心している弟くんの表情。
そこに第二のポイントがくる。そして奥のインテリアの露出が高いことによって、
これからいく先があかるいということを予測させるのがこの写真が何故か落ち着く一枚にな
っている理由であると思う。また、葉っぱの前ボケによってこの写真を見ている大人たちが
どこかやさしく見守っているという気持ちにさせるのではないだろうか。
どんな光を使って、どうイメージを付与させるのか。これがカメラマンの大切な仕事である。
沢山の色んな人と話して、沢山の映画を見て、本を読んで、空を見上げ今日も幸せだーと
感じ、路地裏のネコにこっそりと挨拶をする。この仕事では毎日沢山の人たちに出会うこと
が出来る仕事です。その人たちの素敵な瞬間を切り取れるようになるには1つの色の引き出し
をもっているだけではいけないのではないかと思うことがある。
受け入れて、受け入れられて写真が作られていく。頑固さとそれ以上の柔軟さ。
そんな写真を撮っていきたい。
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