撮影に入らせていただいてから今回で3回目のお友達です。

3兄弟の長男であり、まだまだ可愛さがのこる男の子。

だんだんと写真に写るのも嫌になり、さらには照れが出始めるお年頃。

多くの笑顔は出ませんでしたが、その表情が私にとっては、彼の成長を感じる姿として、撮影中感慨深い気持ちになっていました。

しかし、3ショットともなると弟2人が元気いっぱいな分、お兄ちゃんも一緒になってふざけます。

3兄弟のいつもの姿を感じる撮影でした。

 

12時ごろの光。

窓から入る自然光と、室内の蛍光灯を使い、彼の背後から光が当たるような角度で座ってもらっています。

あえて表情は作らなかったのですが、彼のありのままの表情がなんともあどけなくて、彼から出る落ち着いた表情に10歳となる年齢を考えさせられました。

 

最近では10歳以上のお子様のご来店も増えています。

それに伴い、10歳ともなると落ち着いた子たちも多く、大人の撮影をしているような感覚になります。ポーズや仕草は指示を出し、形をこちらが創り出してしまうことが多いのですが、創り出したポーズの先にお子様それぞれのその子らしさをプラスするで、よりその子が前面に表れると思います。

 

毎年遊びに来てくださる、お友達。

来年も皆さまの成長を楽しみにお待ちしております。