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市川店
表現の角度。
投稿日:2020/7/22
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どこから切り取るかによって、見え方や表現の仕方が変わってきます。
被写体に対して、このようにシャッターを切らなければならない、この角度が正しいという決まりもなければ、正解や不正解もありません。
だからこそ難しく、カメラマンによって、被写体に対しての様々な表現方法があることで、さまざまな面白みも出てくるのです。
今回、撮影に入った彼は5歳の誕生日記念でのご来店でした。
撮影中は無邪気な笑顔が可愛らしく彼のそのままの姿をのこしてあげよう!そう思いながら、撮影していたことを、思い出します。
子どもたちは、無邪気に自由に走り回ってくれるくらいがちょうどいいのかもしれません。
その時、その瞬間でしか見られない表情・仕草は、じっとしてても出会うことはありません。子どもなりの作り笑顔や気づかいを、見せてくれる子もたまにいるからです。
だからこそ、私たちは子どもたちに、遊び形式で声掛けをすることがあります。
体を使ったゲームやゲームじみた遊びなどです。
そこに、全力で遊びに参加してくれる姿が、可愛くてひとつひとつの表情や仕草に癒されるんです。
ここでは、星形のクッションを使って遊んでいた瞬間です。
彼は、クッションを枕替わりにして顔を置き、ここでいつもの私ならば、うつ伏せにして真正面から角度を変えてシャッターをきることが多いのですが…
ただ、クッションを枕替わりに使って寝転ぶ姿が可愛らしく、シャッターを切った瞬間になります。
彼の後ろに置いてある、看板やカメラ、写真右側にあるクッションなど、横写真としての空間をうまく使ったのもあり、彼の表情と合わさって、私的にとても素敵な1枚になったと感じます。
空間の使い方においても、まだまだ勉強が必要だと感じるので、被写体に沿ったカメラマンの角度なども研究しながら、被写体にとって、一番の角度をたくさん見つけていきたいと思います。
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