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市川店
心の反映。
投稿日:2020/5/11
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子供たちの仕草や表情に可愛さを感じ、癒される瞬間がたくさんあります。
思わず、“かわいぃ~”と言葉がもれてしまうことも多く、仕草と表情を逃すまいとその間は、カメラの絞りを変えながら角度やアングルの調節をし、シャッターを切っています。
やはり、この“かわいぃ~”と思う瞬間こそが大切だと感じます。
その瞬間、カメラマンはどういう風に撮ったら、その可愛さを存分に表現できるのか、またその表情が、保たれる瞬間をどういった形で表すのか、角度なのか、アングルなのか、はたまた光なのか、カメラマンが考えていることが、そのまま写真に反映される感覚を何度も感じます。
写真は自分にとって鏡のようなものかもしれません。
面白く楽しんでいるときには、撮影においての楽しさを感じ、面白い写真が撮れたりするのですが、気が緩み集中すらもできてないときには、たんたんとしたつまらない写真になっていたりもします。
だから、ある意味恐さも感じます。
写真にかける姿勢が目に見えて現れるのが写真であることで、日ごろの考え方や生き方も正さないといけないなと思いました。
そこからの視点が変わり、考え方が変わるところに、写真への取り組み方や感じ方も変わるようになるというのは、結局自分次第でもあり、大きな気づきをさせてくれるものです。
こちらの写真では、まさに可愛さを感じながらの撮影で、彼がとてもお利口さんでありながら、仕草や表情が自然にあふれ出ている子でした。
手の中にいっぱいのイチゴを持ち、口に頬張ろうとする表情は、どこか真剣でありながらあどけなさを感じます。彼が若干前かがみになっているところに、後ろは広角で抜き、視線は上から見上げる角度で切り取ることで、彼に視点がいくようトリミングをしました。
広角で抜くときには、背景がゆがんでしまい不安定さを感じますが、そこに面白さや楽しさがあった今回の撮影には、この写真がまたいつもとは違った写真になったのではないかと思います。
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