Staff BlogIchikawa

吉田香代子
市川店

吉田香代子

3年A組ロス。

2019/3/20

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菅田将暉が、主演を演じるドラマ“3年A組 今から皆さんは人質です”が3月10日をもって、最終回を迎えました。

私は、このドラマを毎週見るたびに心打たれる内容が多く、最終回では嗚咽してしまうほど、涙が止まらなかったのです。

 

 

このドラマの始まりは、卒業式を10日後に控えたある高校で、3年A組の担任教師が突如、教え子たちを人質にとり教室に立てこもるところから、ストーリーが展開します。

教師の目的は、数か月前に自殺で亡くなったある女子生徒の死の真相を暴くこと。教師が毎日行う、授業により、女子生徒の死に関わった生徒たちが次々と明らかになっていくのです。

担任教師である、菅田将暉が命を懸けて訴えたい事とは、何なのか…?

毎週のドラマとともに、最後の最後まで、目が離せない内容が多く心を打たれました。

 

 

“Let‘s think”

 

 

この言葉は、教師である菅田将暉が、毎話生徒たちに送り続けていた、メッセージであります。

最初聞いていた時は、決め台詞か何かかなと思っていました。

しかし、ストーリーの展開に合わせ、このメッセージの意味が深くかかわっていくものになるのです。

 

直訳すると、「考えましょう!」

そう…

一緒に、考えようという意味になります。

私自身が考えていること、思っていることに責任を持ち、相手が考えることに耳を傾け、意見を共有し、こうでもない、そうでもないというところから、答えを一緒に導き出していこうということでしょう。

とてもシンプルな単語です。

また、とても簡単に行えそうなことです。

しかし、私はそのことができていない人間でした。

 

自分の言った、発言に責任を持てていない。

相手の意見を聞くどころか、相手と話そうともしない。

また自分の意見に自信がなく、相手の意見に流される。

一緒に考えてもなければ、本当の意味で自分の意見がないのかもしれません。

 

ドラマの展開とともに真相が少しずつ説かれるとき、担任教師(菅田将暉)が生徒に訴えかけるように言うセリフが何度も私の胸に刺さってきました。私に向けて言ってきている言葉かと思うくらい、深いものが多かったのです。

 

 

最終話まで真相が明らかにならなかった、教師が命を懸けて訴えたい事とは何なのか?

また、自殺をした女子生徒の犯人とは誰なのか?

最後の最後まで見ものでした。

 

今の世の中で当たり前の事として起こっている現状に私自身なんの違和感もなく、染まっていること…また、その一人になりつつある自分に恐れを感じました。

 

今や一人当たり1.5台のモバイル端末を使用しており、常にインターネットやさまざまな情報が目まぐるしく入ってきます。何かと携帯やパソコンを使用し、手元にないと不安になってしまうほど、依存率が高いものです。そんな中、TwitterやInstagram、チャットなど、リアルタイムで何千何万との人が、情報を交換し、共有できる時代になっています。

人との繋がりをつくり、心の拠り所にもなるSNS。

そんなSNSが一方では、恐ろしい暴力装置にもなるということです。

言葉は時によって鋭く尖って、心をえぐってくるぐらいの武器にもなりかねません。何気ない一言が相手を傷つけているかもしれないのです。

他人をけなすより、自分を律して正しく生き、幸せになるための人生にもっと自分を大事にしてあげようという訴えを、教師である菅田将暉が、祈るような思いで私たちに伝えたかった内容でありました。

 

自殺をした女子生徒の犯人とは、この“SNS”。

 

SNSの恐ろしさを目の当たりにした光景でした。

そして、このドラマの中ではなく、現実においても、言葉の暴力によって命を落としている人たちはたくさんいるのだということも、身をもって感じたのです。

弱者に対しての、罵詈雑言を浴びせ、自分とは関係のない者に対しては無関心。

ほんとに、勝手だなと思います。私も、勝手な人間です。

なにか、ここで気づかされたのも意味があるのだと思います。

 

これからの行いに、感情のまま言葉を発するのではなく、一回考え、言葉を整理し、自分の気持ちを正しく伝えることを心掛けたいなと思います。

 

 

 

“Let‘s think”

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