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市川店
主役なあなたへ。
投稿日:2019/2/28
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女の子はキラキラ、ふわふわしたものを好み、また大きくなったら、プリンセスになりたいという子をよく耳にします。ドレスを着て、主役となるあなたにこの瞬間、たくさんの注目を浴びてほしくて、脇役な私たちは彼女を取り囲む、光とともに思いを乗せ、撮影に臨んでいました。
私たちの人生において、主役となるのは、私自身です。
私の人生は、主役の私が中心になり、私以外の人やもの、環境はすべて私の人生の脇役を演じてくれています。しかし、主役となる自分も環境や状況により、脇役になることもあります。
自分の人生の主役は自分ですが、他の人の人生の脇役も自分になります。
なので、自分の人生において、主役を演じ切れば、きっとほかの脇役を演じることになるのです。そんな私が自分らしく、思いっきり生きることが、主役となる私の役割なのかもしれません。
自分の心に素直になり、自分なりの色を出し、自分という主役を愛することで、自分の人生としての舞台もすばらしくなると思います。それと同時に、他の人の人生の舞台の中で、すばらしい脇役としても演じることができるのではないでしょうか。
一つのドラマや映画、物語を作成するにあたって、たくさんの演者にたくさんのスタッフたちの協力が必要であり、そんな中、主役が一人で生きていくことはできません。脇役がいることで、主役が大いに活躍する場があり、脇役によって生かされたりもします。
そこで、出来上がった一つのドラマや映画には、様々な人の様々な思いがこめられるのも当然です。
その思いにみんなが一つとなったときには、そこに大きな賞賛を得られるのだと思います。
今回、主役となるあなたに、脇役としてできる精一杯のことを考えました。
私達、ライフスタジオにも、家族一組一組にあった75枚の写真からなる物語を残しています。撮影となる今回も、主役となる彼女の周りには、カメラマンやアシスタント、パパさんママさんがいてくださって、一緒にこの75枚の物語をいいものとして作り上げたい思いで、撮影を行っていました。
この写真は、7歳の七五三撮影を終えた後のドレスでの撮影になります。
ベッドの上に移動した途端、彼女は、飛び跳ねるように、くるくると回っていました。
楽しさもあり、彼女本来の笑顔も段々見え始めた瞬間でした。
そんな主役となる彼女にたくさんのスポットライトを当てたくなり、それをどのように、表現したらいいのかと考えていたところに、ファインダーを覗けば、化粧台の小物たちが自然光に照らされ、キラキラと光って見えたのです。
帽子で、彼女のはっきりした顔がわかりにくいですが、口元から頬にかけて、広角が上がり微笑んでいる表情ははっきりとわかります。その瞬間、私はシャッターを切っていました。
外から入る自然光に、中の電気と、明るい光が回ることで空間をとっても、彼女に向けた主役としての注目がいったと言えるでしょう。
主役なあなたへ。
この先も、ずっとたくさんのスポットライトを当たり続けてほしいと願っています。
自分を信じて…。
脇役なわたしより。
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