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市川店
ほーーーん‼︎よんでみよぉぉおぉーおー‼︎⑬
投稿日:2018/7/19
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天音 (EXILE ATSUSHI)
今回、読んだ本は天音という本で皆さんご存知のEXILEファミリー ATSUSHIのエッセイ本です。今となってはEXILE ATSUSHIの名は誰が聞いてもわかる存在になりましたが…それまでの苦労や逆行を乗り越え、今またさらに前を向いて進もうとする、ATSUSHIの生き方に共感を買いました。
見た目は厳つく、誤解を与える風貌ですが、あのサングラスの奥に秘めている瞳、またたまにバラエティー番組に出た時に見える彼の人となりが、純粋で中身が清い方なのだと知る中でのこのエッセイ本は響くものがありました。
ATSUSHIが音楽の世界にのめり込んだのには、音楽に触れあうきっかけを与えてくれた父の存在。どんな時も息子を信じ応援してくれていた母の存在があり、高校を卒業するまで習っていたというクラシックピアノを生かし、音楽専門学校に入学し音楽の世界へと足を踏み入れたことがきっかけであります。
そんな中、受けたテレビのオーディション番組で最終選考に敗れてしまい、ここで初めて挫折と絶望を味わうことになるのです。
そんな人生のどん底というときに、EXILEの事務所の社長、HIROさんと出会い、ATSUSHIはEXILEのヴォーカリストになるのです。その後はテレビでも歌って踊れるアーティストとしてその名を世に知らしめました。
順風満帆であった人生でしたが、長くは続かず、かけがえのない相棒を失い、その後自分の声までも失うことになってしまうのです。
この時期が一番、苦しかったと彼は語っていました。
失敗や挫折を繰り返し、手探りで人生を生きてきながら…だんだん疑問に思っていたことがあるようです。
「僕はどうして歌っているのだろう。どんな運命があって、ここにいるのだろう?」
その答えを見つけた時に、何かが変わったのだそうです。
・歌うことが好きだから、歌い始めた。
・歌うと喜んでくれる人がいたから、歌い続けた。
・歌は、誰かのために、何かをするということの意味を教えてくれた。
・人は人を幸せにしたときに、初めて自分も幸せになれるということも。
ATSUSHIがどん底の中見つけた答えは、一生彼の心の中に刻みこまれるものだと思います。
なぜなら、その答えでここまで這い上がり、自分の価値を、人生としての答えを、自分から見出しているからです。以降、どんなことがあってもATSUSHIは立ち返る原点があり、再出発できるカギをもっているからこそもう、どん底まで落ちることがないと思います。
ATSUSHIの見つけた答えの中に“人は人を幸せにしたときに、初めて自分も幸せになれるということ”という言葉が私自身の今の歩みのなかで気づかされる内容の一つでありました。
幸せという感情を築くのには、一人では感じることはできないと思います。もしかしたら、1人でお腹いっぱい食べるのが幸せ、布団に入ってゆっくり寝るのが幸せ、1人で感じる幸せももちろんあるかもしれませんが私が思うのに、その幸せにはいつか限界が来ると思います。限界というより、その幸せの感覚がはじめのころは幸せと思っていても、毎日同じ繰り返しに慣れてくると、当たり前の感覚になると思うのです。
しかしATSUSHIの言う、相手に幸せを与えた時に、自分に返ってくる喜びというのは想像もしてないくらい大きなものになり、どんどん与えたいという良い循環がなされるのです。相手が喜ぶのなら、これをしてあげよう!相手のことを思って成すことは相手にとっても、自分にとっても気持ちのいいことであります。
ATSUSHIはそれを歌を通して、与えてることができることを知りATSUSHIとしての在り方を見つけることができたのではないかと思うのです。そんな経験はしようと思ってもなかなかできないですし、そんなどん底の状況が私自身の身に襲ってきたところで、私なら見つめるところがATSUSHIと逆方向を見ているのではないかと思います。
今のEXILE ATSUSHIの生き方、テレビでの活躍を通して、彼の人としての生き方に尊敬することが多く、やはり活躍してる方たちというのは並々ならぬ苦労をされてきている方が多いんだなと改めて思いましたし、そのような方たちの考え方は、やはり自分の中にゆるぎない信念を持ち続け決して、あきらめない努力をされてきているなと感じました。
勝利を勝ち取るには何事にもあきらめず、努力をすることだなと思います。時間が掛かってでも遠回りしてでも、決してあきらめなければ必ず、見てくれている人が必ずいるということです。
苦しいとあきらめた方が楽なんじゃないかって思いあきらめてしまうと、また同じことが違った形を成して表れてくるんです。今、その瞬間が試されているものであって、踏み留まり乗り越えてしまえば、繰り返し困難が訪れなくなるかもしれません。それは、段階を踏むごとに乗り越える秘訣を知っていっているからなのです。
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