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市川店
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七五三。

投稿日:2018/5/28

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七五三の由来は諸説あるが、この儀式自体は平安時代からあったとも言われている。
最初は貴族の間だけで行われていた儀式だったが、時代と共に武家の間に広まり、一般庶民へと浸透していったそうだ。「七五三」という言葉が使われ始めたのは明治時代になってからで、大正時代以降に現在のようなお祝いの形に変わってきたとされている。
子どもの健やかな成長を願う儀式として、古くから伝えれてきた七五三。その形は変わっても、子ども達の幸せと成長、共に大切な日本の文化としても守り続けられているのだ。

七五三はひとつの節目になる。
節目節目、ここまで健康ですくすく育ち大きくなってくれたことに感謝し、またこれからも変わらず健康でい続けてほしい。そのような願いがたくさん込められているのではないだろうか。


 
7歳の七五三で来店された彼女は、明るく2歳の弟がいるお姉ちゃんということもあり、落ち着いた印象の彼女だった。着物という普段着慣れない衣装を身にまとい、ヘアーメイクに着付け合わせて1時間というけして短くない時間...。
その後撮影へと入るのだ。
7歳ともなると、大人顔負けの表情を見せてくれる子も多く、はじめは緊張からか彼女もきりっとした表情が多かったように思う。
下に弟、妹がいる長女は我慢強く、しっかりしていて、真面目だ。そんな彼女も弟を見るときには、姉の顔になり、表情が和らぐ。
そんな時、兄弟、家族の力のすごさを感じる。私たちにはすぐに引き出すことができない表情だなと感じるのだ。
撮影とともに彼女の表情にも自然と笑みがこぼれるまでになってきた。



市川店3階には4畳ほどの和室のスペースがあり、着物での撮影の際1つのパターンとして撮影を行う。
彼女の左側にはLEDのライトがあり、この時白色のLED、オレンジ色のLEDの両方を付けている。そんなライトの真横に立っていただき、アップの撮影を行った。
彼女らしさの表情を引き出しながら...。
彼女が持つ手には扇子。鼻と口元を隠しているため頬から目元にかけて集中がいく。頬の筋肉も上がり、目元のラインも細くなり、微笑んでいるという表情がすぐにわかる。左から入るLEDの光も右側にかけて明暗を表し、顔、手元に光の凹凸を表すことによって、立体的に表現ができたものになっている。



最後にはやはり、彼女のおちゃめな部分も多く見ることができて、やはり大人顔負けではあっても7歳は7歳であった。
2ショットの撮影では2歳の元気な弟を隣で支え、アシスタントのお兄さんの声掛けに笑い転げながら、それでもカメラに目線を忘れず、最後まで頑張ってくれた。
カメラマンとして入らさせていただいた私も楽しませていただいた撮影であった。
 
Photo yoshida
Cood sb-kim

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人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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