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「As the Call, So the Echo」奥山由之。
投稿日:2017/12/30
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12月半ば、私はとある方の写真展を訪れた。
“奥山由之”という写真家をご存じだろうか。
1991年生まれの現在26歳の彼は、
写真家として活動し始めて6年になる。
私が彼の存在を知ったのは、
ある俳優と対談をしていたTV番組だ。
この番組を見ながら彼の全てに魅力を感じた。
彼が撮る写真は実に面白い。
対談の中でも話されていたことだが、
“固定概念として思い込んでいる感覚というのを常によく見ておきたい。
常識として通っているけど、角度を少し変えてみるとすごく新鮮に見えるものがある。
水だと思って飲んだら、とても酸っぱい時「おぉ~」となる感覚。
あの感じを見ている方に感じてもらいたい。“
このどうも表現するのに難しい曖昧な感覚を、
彼は写真にいくつも表現されている。
それが、彼の写真の特徴でもあって人気な理由でもあるのだ。
今回、訪れた写真展は6年のキャリアとなる彼が「写真の持つ気配」を
もう一度取り戻すきっかけとなったある村の日常を、
具象と抽象で表現されたものだった。
ここに展示されていた写真を見て、
改めて奥山由之という方はすごい方だなと思った。
何気ない日常の瞬間をきりとった写真の数々からは、
きりとられることで写真としての意味がなされているものもあり、
きりとったことで写真に写る人や物に対しての今までの見方が変わる感覚が何とも言えず面白かった。
彼が写真に対して求めているものが完全にわかったとは言えないが、
彼が写真に対してずっと持ち続けている独特な感性が、
見るものにたくさんの感動を与えていると思う。
“奥山由之”という写真家をご存じだろうか。
1991年生まれの現在26歳の彼は、
写真家として活動し始めて6年になる。
私が彼の存在を知ったのは、
ある俳優と対談をしていたTV番組だ。
この番組を見ながら彼の全てに魅力を感じた。
彼が撮る写真は実に面白い。
対談の中でも話されていたことだが、
“固定概念として思い込んでいる感覚というのを常によく見ておきたい。
常識として通っているけど、角度を少し変えてみるとすごく新鮮に見えるものがある。
水だと思って飲んだら、とても酸っぱい時「おぉ~」となる感覚。
あの感じを見ている方に感じてもらいたい。“
このどうも表現するのに難しい曖昧な感覚を、
彼は写真にいくつも表現されている。
それが、彼の写真の特徴でもあって人気な理由でもあるのだ。
今回、訪れた写真展は6年のキャリアとなる彼が「写真の持つ気配」を
もう一度取り戻すきっかけとなったある村の日常を、
具象と抽象で表現されたものだった。
ここに展示されていた写真を見て、
改めて奥山由之という方はすごい方だなと思った。
何気ない日常の瞬間をきりとった写真の数々からは、
きりとられることで写真としての意味がなされているものもあり、
きりとったことで写真に写る人や物に対しての今までの見方が変わる感覚が何とも言えず面白かった。
彼が写真に対して求めているものが完全にわかったとは言えないが、
彼が写真に対してずっと持ち続けている独特な感性が、
見るものにたくさんの感動を与えていると思う。
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