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市川店
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ほーーーん‼︎よんでみよぉぉおぉーおー‼︎①

投稿日:2017/4/28

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〜サウスバウンド〜
この本を読んで、自分の正義、信念を貫き通すことの難しさを感じた。
主人公は、小学6年生の二郎。二郎の視点からみた大人の世界が描かれていた。
主人公の父親は元過激派であり、非常識な言動行動を繰り返していたのだ。
それによって、何度も二郎はトラブルに巻き込まれ読んでいる私までもがひやひやするほどであった。
父親の非常識な行動や言動が繰り返されるが、自分の思想を必死に守ろうとする父親は自分の中に構成されている正義、信念を曲げることがほとんどなかった。
その姿勢に魅力を感じ読み進めるにあたって父親に対する印象がはじめの非常識な人から自分の信念、正義を確立して一歩も譲らない頼もしい印象へと変わっていった。

本の中で父親の名言があるのだが、それは
「違うと思ったらとことん戦え
負けてもいいから、戦え
人と違ってもいい、孤独を恐れるな。
理解者は必ずいる。」
である。

今の世の中、学校や社会など集団で生活をすることが多い中で、もちろん協力して生きていかなくてはいけない。しかし、集団によって起こってくる問題がある。それは集団であるからこそ、みんなと協調しなければならず、一人だけ飛び出そうものなら、攻撃にあい、仲間外れになる。それが怖いからみんなと合わせ自分の考え意見を持っていても発信できない、しないっていうのが今の世の中であるといえよう。

私は、この父親の言葉を読んでハッとさせられた。
実際に、私は人と違うことをするのを恐れ、協調しようとすることだけに神経を使ってきた。人と違うことをして孤独になること、攻撃にあうことが怖いからだ。そのときは恐れが大きく、違うことをしている自分に理解者がいるなんて思えなくなる。それがすぐに現れるわけでもなければ、すぐに解決ができない問題だからだ。時間がかかり、結果がわからないとき不安になるし孤独になる。それをわかっていながら立ち向かっていける人が本当の信念、正義を持った人であるといえるのではないだろうか。
二郎の父親のように、揺るぎない信念をもち、譲れない何かのために怒って戦える、そういう人になりたいと思った。

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それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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