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市川店
scrollable
表情。
投稿日:2017/4/28
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ひとりひとりそれぞれの思いを持っている子供にはもちろん個性がある。しかし、大人のように言葉が上手ではなく、感情の表現もうまくないので、その思いや個性がなかなか伝わらないのだ。子どもがどんなことを思っているのか、こちら側が歩み寄りその思いを汲みとりたいのだと思ったときに、子どもの自然な姿や表情を写真にのこすことができよう。
しかし、こちら側が自然な姿や表情をひきだすことができたからと言って、満足したことは一度もない。なぜなら、パパママ、カメラマン、アシスタント、その写真1枚を見るにあたって感じ方、とらえ方がひとりひとり違うからだ。これが価値観の違いとも言うのだろうか。
そもそもいい写真って何なのか?
カメラマンがいいって思った写真でも見る人によってはそうではなかったり…逆に、カメラマンがこの写真?…と思いあげた写真がこれもまた、見る人には好評だったり、いい写真の正解ってあるのかなと思った。
むしろ、正解はないかもって。
そう、写真に正解や不正解はなく見る相手がいい写真だと思ったならそれが正解になるのだ。
もちろん撮影中はこの子がどんな表情でどんな姿がその子らしさなのか私たちにはわからない。それを歩み探りながらくみ取りたいのだと近づいて、少しでもその子らしさと思える表情が見えたときにいい写真に繋がるものがあるのかもしれない。
そうなるために、私たちは全力で撮影を行っている。全神経を注ぎ投入する姿ひとつみても写真に影響は与える。だからこそ一瞬たりとも気を抜いてはならないと思う。
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