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市川店
【統合】
投稿日:2019/4/30
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私たちは多くのものを当たり前に受け入れる。
出勤と退勤,日常的で連続的な生活に慣れているため,どんな変化があっても無感覚になる。そして,このような無感覚が創造活動を邪魔する。
写真大辞典の主題"統合"は,日常生活で無感覚になった私たちの感覚を呼び起こすことに意味があると思う。 撮影者として撮影だけに集中すると,集中してみなければならないものが見えない時がある。
特に光に関してはなおさらである。被写体との光の関係だけを見ようとするから他のことは目に見えない。 しかし,余裕を持って周りを見ると、どこでも光が存在することが分かるようになる。 朝も午後も,さらには太陽がない夜にも光は存在する。
また,私たちは単純に光が一直線に流れると勘違いする。 そのため、私たちは被写体だけにもっと集中しようとする。逆光、測光、順光の光について話す時、当然重要視される部分の一つだ。
しかし、注意深く光を見るとそれ以外にも360度光の存在を感じることができ、見ることが出来る。
この写真は、光が物事に反射する効果を利用したものだ。
一見すると光がどこに反射されたのか分からない。
なぜならば私たちは光を話す時
"光"という存在が写真で示されなければならないからだ。
この写真のポイントは、光が持っている性質と撮影の技術であるフォーカシングを利用し,被写体を一つのフレームの中に入れてフレームを形象化しながら、 同時に写真全体的な色を白に統一して色もパターンさせた。
形状化とパターンを一枚の写真に統合して表現してみた。 存在する光だけではなく,物を色んな角度で見る目が必要だと思う。
光というと私たちは存在している光にだけに集中する。しかし、時には逆に世の中を見る目も必要だ。
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