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市川店
2018年東京国際映画祭
投稿日:2018/11/29
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今年の目標に計画した"国際映画祭に行ってみよう!"を実践するため,2018年,東京国際映画祭が開かれている六本木ヒルズに行ってきた。
いろんな映画が上映され,観たかった21世紀の女の子と人魚が眠る家はすでに売り切れ,菊とギロチンという映画を見るようになった。
菊とギロチンは強者から暴力,差別などの形で無視され,疎外された人物·菊花やトカチそして革命を夢見る若い社会主義者のダイ·テツァル。
彼らの目的は違うが,似ている。 現社会の不条理を革命とテロという価格的な手段で成し遂げようとするが,結局,外部ではなく内部,すなわち,自分を変化させて,自分の中での革命を起こさなければならないということを悟っていく。
この映画は実話に基づいた映画であり,女性相撲団という進歩的な素材を持ってきて,現日本社会の保守性を皮肉って,"関東大虐殺"という重い素材を持ってきて,過去と現在を結びつけようとしている。
そして映画を見ながら哲学者ハンナ·アレントが継続的に思い出して来る。
他人の苦痛を推し量ることができない考えの無能さは,話し方の無能と行動の無能さを生む。
平凡な悪は他人を考えない態度から出てきて,純宗的な人は純宗的であるため,悪にも簡単に加わる。悪人になるには,どんな理念や大きな信念が必要だったのではないという極めて平凡な考えだから,誰でも悪人になれるということだ。
妙に今度見た映画とつながっている。
ハンナ·アレントは,"思惟せず,過酷行為をしないことが,結局,悪を生む"と話す。
2018年が終わっていく今,私はどこに立っているのだろう。 自分の行為が呼び起こすいかなる影響への考え方の必要性を強く感じる。
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