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【4月ソフィーの世界の討論主題】
投稿日:2018/4/29
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4月ソフィーの世界の討論主題
道徳的価値と社会的情緒は時代によって変わるしかないです。 よく言う【正義】、いわゆる正しさに対する観念も時代によって変わるものです。 哲学者たちが投げかける重要な質問の一つは、【普遍妥当な道徳的価値が存在するのか?】という質問です。 時代や文化、宗教や人種を超越して適用可能な【正義】が存在するのか? そしてそのようなものが本当にあるのか。正しいという価値観が変わるのであれば、とある同じ行為が一時代では【正義】であり、他の時代では【正義】ではなくなる。では私たちは何を基にして正しさを判断しなければならないのでしょうか?
【正義】が話題になるとき、いつも言及される『偉大な死』があります。
『ソクラテス』の死です。 毒杯を挙げ、彼が残した一言は【悪法も法だ。】です。長年の時間が過ぎた今でも、語られている言葉でもあります。 哲学者『ソクラテス』はアテネの民主秩序を乱すという罪状で死刑に処せられます。 皆さんはどう思いますか? 本当に悪法も法だと思いますか?
『ソクラテス』の死が迫った時、彼の教え子たちは、『ソクラテス』の脱出を図ることもしました。 『ソクラテス』は自分の信念を否定することで命が救われるかもしれませんでしたが、彼は死を避けようとしませんでした。信念を守ることが命を維持することよりもっと重要だったようです。
そして、『ソクラテス』は正しい認識が正しい行動を誘導すると考えており、正しいことを行う人だけが正しい人間になることができると考えました。 彼にとって重要なのは、私たちの認識の基礎になるものが何かを明らかに出し、それが人間の理性だと考えました。 このように人間の理性を強く信じた『ソクラテス』は合理主義者として、合理的理性を引き出すため努力しました。
それで、準備した討論の主題は
・悪法も法だ、必ず守らなければならない。
・信念とは何か? 命と変えられるのか?
・合理的理性は何であり、合理的な理性を引き出すためにはどうしなければならないのか?
について討論してみたいです。
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