『哲学とは何か?』を論題すると、すぐ返事をすることは難しい。
しかし、私たちが哲学を勉強して習う理由は少しでも事物の本質を理解して分かって行くためである。

分かりやすく日常生活に起こるものと結び付けてみてみると、 
・人間とは？
・世界はどこで生まれたのか?
・死後の人生は存在するのか?
・皆が関心を持つ何が存在しているのか?
・私たちは誰であり、どこから来たのか?
このような論題だと思う。

今回の討論の主題である思惟することは、このような論題を解決する解決方法の一つであり、哲学の出発点でもある。 思惟の定義は当たり前なことを当たり前に受け入れないものだと思っている。

当たり前なことを当たり前にうけいれないということは?
例えば、私たちが『カップ』という物を見るとき当然、水を飲む道具としての『カップ』を考えるのが一般的だ。 しかし、『カップ』を少し詳しくみると、『カップ』をなしている原子や色、大きさなど様々な他のものみえてくる、使用用途様々になる、水を飲むものとして、歯磨きするカップとして、花に水をあげるじょうろとして、花を育てる植木としての活用も可能であり、この考え方の転換を通じて思考を拡張させることができる。 そしてこのような自分の考えを主張して他の人たちと共有する過程を通じて『カップ』が持っている本質により近付くことができるのが、思惟をする理由だ。

また、思惟の基本前提条件は実践が伴わなければならない。 
実践が伴わない思惟は死んでいる考えと同じだ。 いい意見、いい考えは実行した時に初めて輝く。

結局、認知して- 確認して- 思惟して- 実践する、この循環する過程、そしてこのような原理は装着することが、私たちが哲学をする理由であり、思惟をする意味だと思っている。