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1月のフォトジェニック

投稿日:2010/2/17

2216 14

今回提出した写真で意識した部分について少々書かして頂きたいと思います。 はじめにライティングについて考えていくと自然光での撮影は多分に偶然性を含んだ撮影になります。 その意味は、天候は常に変わりますしその光源を若干調整していくのは可能ですが子供の動きやスタジオの条件を考えた時に思い通りに操るのが難しいという意味で偶然性に左右されるということです。 当日の日差しは硬すぎず、柔らかすぎずカメラ単体でも被写体と背景またはインテリアの光のバランスを整える事が出来る条件でした。 日差しがもう少し強ければ背景はオーバーになりすぎたでしょうし、逆に弱ければ被写体から伸びる影が鮮明に映る事はなかったと思います。 そういう一定の条件で僕が唯一意識したのは「逆光」気味に撮影する事でした。 逆光にした理由は2点あります。 ひとつは逆光が好きだからという主観的な部分、 もう一つはこの時間帯に撮影した場合に窓の外の障害物で顔に不均等な影が出来ます。 それを防ぐ為という客観的条件に制限された部分です。 子供のポーズや仕草もある程度誘導しましたがこの写真の前後に4カット程違うポーズがあり、一番自分の理想に近いポーズを選びました。 手の配置や視線の方向などが主な選出理由です。 構図については被写体と影を中心に構成しました。 国分寺店の白いインテリアは「シャッターを切れば良い写真が出る。」 と常々言われていたのでそれ以上の要素で写真を撮ろうという考えを持ちました。 インテリアに被写体を配置するのではなく被写体を中心に配置を考えました。 うまい具合に上下のシンメトリーに近い状態を捉える事が出来ました。 左下の緑の観葉植物が被写体と影の三角形を拡大する役割を果たしています。 縦位置の写真の中でそれが一定の安定を与えていると思います。 色的にも白の中にワンポイント緑が入る事により印象をかなり変えていると思います。 撮影後若干のレタッチを加えました。 シアンのレンズフィルタ加工を少々加えました。

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