標準レンズの場合画面整理がとても重要です。

背景が圧縮されない分ボケが少なく背景がよりはっきりうつり、整理する箇所が必要になります。

写真を撮る際に、被写体をみてファインダーを覗く前に小物を配置すると思います。

遠近感を作るための小物、世界観を作り出す小物など沢山です。

配置した後にファインダーを覗くと、より足りない部分が見えてきます。

圧縮されないが故の無駄な空間や小物の位置確認、目で見ては見えなかった部分がたくさん出てきて修正箇所を自分に教えてくれます。

しかしお子様の撮影は時間との勝負です。

時間が経つにつれて、進む眠気、減るお腹、その結果を沢山の撮影で経験してきました。

そこで何より重要なのは、カメラマンが素早く動くことです。

コーディがお子様の気を引いている間に脳内で修正箇所を再生し素早く動きます。

そして戻りシャッターをきる。

この過程が大事です。