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1月のフォトジェニック
投稿日:2014/6/23
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「私たちの記念日」 Photo by Suwa Code by Akemi in Gallery ギャラリー店では、店舗の内部文化及び合い言葉として3つの言葉が存在しています。 ① 共に森になろう ② 帰りたくなる場所を ③ 再確認出来る場所 この3つの中の③の「再確認出来る場所」に強化して取り組み続けていた写真主題、それがこの 「夫婦写真」です。 1歳の誕生日の記念に撮影に訪れた家族が存在した際に、どうしても1歳に成長した子供にスポットライト が当たるのは仕方のない事だと思います。 2013年、草加店のオープニングスタッフの経験をさせていただいた際に、ギャラリー店のマニフェスト を考える際にも考えるきっかけを頂きました。 「この店舗の写真の内部文化は何か?」「この店舗の写真を一言で定義付けるとしたら?」 悩んで悩んで、写真を眺めてはため息をつく日々。 そんな時に、ある本に出会い、ある言葉に出会いました。 「誕生日は両親に感謝をすることが出来る一日」 1歳の主役の撮影の裏舞台には沢山の物語が存在しているということ。 つまり、パパとママもあなたのパパとママになってから1年=1歳に成長したという事と同じだということに気づかされました。 初めての「キミ」というかけがえのない「宝物」を授かってから、キミと出会い初めての出来事だらけの中で、沢山戸惑い悩み 考えて、時には一緒に泣いたりもしながら。 パパとママは生まれた時からパパとママだったわけではありません。 当たり前のようですが、キミと同じ1歳という頃が存在していたんだよ。 モニターの際に溢れるパパとママの涙の意味を考えてみる。 モニターに映し出されるかけがえのない幸せな日常の一コマやこの日だけの特別な姿。 泣いている顔も、笑っている顔も、怒っている顔も、寝ている顔も。 何気なく流れていた時間を「幸せだ」と再確認する事が出来る時間であり、その涙には 私たちが共に過ごす1時間という時間の中でははかりきれない物語が存在しているのだと。 パパとママが生まれて。出会って、愛し合って。 そんな過ぎた日々を再確認出来るような二人の「今」という瞬間も胸を張って提供出来るようなスタジオでありたい。 スタジオである前に、私たちが自信を持って提供出来る「価値」とは何か?を私たちは常に悩み考えなければならない。 「結婚式以来だね」と照れながら笑う二人の姿に心を打たれる。 私にとって、モニターの時間とは、顧客と共に「再確認」出来る幸せな時間であり、自分の「存在」を最も感じる事が出来る かけがえのない時間です。 「私たちの写真なんて・・・ねえ?パパ」 「・・・ああ、恥ずかしいもんなあ・・・」 というこの会話を変化させたい。 そんな、ギャラリーでの挑戦を前向きに続けて行きたいと考えています。 |
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