店舗フォトジェニック集
Photogenic
Prism
投稿日:2026/10/31
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Photo by Yoko / Coordinated by Miyazaki
Written by Yoko
撮影に臨むとき、私は「いつもの場所をいつものように見ない」ことを心がけるようにしています。
季節、時間、光、被写体によって、私たちのいつもの場所は時として変化していくものだと考えているからです。
そこにある光や影、背景、前景、そして空間に存在する色。それぞれをどのように画面に取り入れるかによって、写真の印象は大きく変わっていくものだと私は思っています。
今回の写真では、白を基調とした空間の中に、ピンク、紫、青、緑といったさまざまな色が重なっています。
画面の奥に見えるピンク色の花、手前に広がる植物に重ねた青や紫のプリズムの前ボケ、そして髪飾りにあしらわれた小さな花々。異なる場所にある色を一枚の画面に取り入れることで、ひとつの空間でありながら複数の彩りが印象的なものとなってくれました。
こうした写真を撮るために必要なのは、決まった構図や撮影方法に当てはめることではありません。同じ場所であっても、光の向きや強さ、影の落ち方、被写体の位置や動きは毎回異なります。
いつもと同じ撮り方を選ぶのではなく、今ある条件を観察し、何を生かせばより魅力的な写真になるのかを考えることが大切だと思っています。
例えば、普段なら背景として見ているものを前景に取り入れてみる。光が当たっている場所だけでなく、影の中にある色にも目を向けてみる。少し視点や立ち位置を変えるだけでも、これまで気づかなかった表現が見つかることがあります。大切なのは、撮影方法を変えること自体ではなく、その場にある要素から最適な組み合わせを見つけ出すことです。
これは、ライフスタジオが大切にしている「変化発展」にも通じる部分だと思います。
経験を重ねるほど、自分の得意な撮り方や好きな表現ができてきます。しかし、それだけに頼ってしまえば、写真の可能性を自分自身で狭めてしまうかもしれません。
これまでの経験を土台にしながらも、目の前の条件に合わせて考え続けること。その積み重ねが、新しい表現を生み出していくのだと思います。
その日、その場所にしかない光や色、被写体の存在。そのすべてをよく見て、組み合わせ、写真という形に残す。いつも同じ答えを出すのではなく、その瞬間にふさわしい答えを探し続けることを、これからも大切にしていきたいです。
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