店舗フォトジェニック集
Photogenic
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投稿日:2026/10/31
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Photo by Yoko / Coordinated by Fuka
Written by Yoko
1歳のお誕生日記念の撮影ではかわいらしい衣装や小物だけでなく、その子が今どんなことに興味を持ち、何に心を動かされるのかを知ることも大切にしています。
鏡の中には、もうひとりの自分。
この写真を撮るうえで意識したのは、ただ鏡を使っておしゃれな構図をつくることではありません。
自分の中で撮りたい写真を明確にし、そのために何を準備し、どのように赤ちゃんの気持ちを動かしていくのかを考えることです。
この1枚に限っては、「撮影者から見た被写体」ではなく「自分の世界にいるこの子自身」を撮りたい、撮影者の存在を全て消したいという想いがありました。
赤ちゃんにとって、鏡に映る自分は不思議で興味深い存在です。
目の前に見える姿に手を伸ばしたり、動きに反応したりすることで、自然と表情や仕草が生まれます。カメラマンが一方的に笑顔を求めるのではなく、赤ちゃんの好奇心を刺激し、感情が動くきっかけをつくる。
こうした感情の誘発によって、その子自身の反応を写真に残すことができるのではないかと私は考えています。
また、鏡に映った表情には、普段の生活の中で見せている姿が重なることもあります。
家で鏡をのぞき込んだり、自分の動きを確かめたりするように、撮影中にも夢中になって手を伸ばす。
その姿は、カメラマンが普段の撮影位置から見ているだけでは気づきにくい、彼女のいつもの様子を想像させてくれます。鏡は単なる撮影小物ではなく、赤ちゃんの行動や表情を引き出し、いつもの姿に近づくためのひとつの手段になると思います。
ここにも、写真における「変化発展」の考え方があります。
いつも使っているインテリアや小物であっても、何を写したいのかを明確にすることで、その活かし方は変わります。鏡を置くこと自体が目的なのではなく、鏡を通して何が見えるのか、赤ちゃんのどんな反応を引き出せるのかを考えることで、写真の可能性が広がります。
1歳のお誕生日記念は、できることが増えていく時期だからこそ、その子ならではの好奇心や仕草を残したいものです。
私、衣装や背景を整えるだけでなく、赤ちゃんの反応を見ながら撮影方法を工夫し、その子らしい瞬間を探していきたいと思っています。
ご家族にとって、10年後20年後にこの写真を見たときにその時の思い出が蘇るように。
何年経っても見返したいと思っていただけるよう、その子自身が残るような撮影をこれからも目指していきます。
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