店舗フォトジェニック集
Photogenic
繋ぐ
投稿日:2026/7/15
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Photo & Write by yoko
人には誰しも何かしらのこだわりがあると思います。
カメラマンにはカメラマンの、コーディネーターにはコーディネーターのこだわりがあります。
もちろん、写真館での撮影において撮影者のこだわりが前面に出すぎてしまえばそれはただの自己満足になってしまい、本当に良い写真とは言えません。
だからこそ大切なのは、被写体のことをより深く知り「この子だからこそ、この撮影を提案したい」と考えること。その子自身に寄り添ったこだわりだからこそ、生まれる写真があるのではないかと思います。
彼女はライフスタジオでの七五三撮影をとても楽しみにしてくれていました。指先には今日のために施されたネイル。本人が言葉にしなくても、その小さなこだわりからこの日を心待ちにしてくれていたことが自然と伝わってきます。
だから今回の撮影では、そのネイルも含めて彼女らしさとして写真に残せるよう小物の持ち方や手元の見せ方まで考え、全体をコーディネートしました。
この写真では和の印象が強い扇子をあえて洋風のインテリアの中で使用しています。
普段であれば洋風の空間には洋風の小物を合わせることも少なくありません。しかし今回はあえて扇子を使う場所に洋風なインテリアを選択しました。
頭の中にあったテーマは、「みんなのこだわりを一つの写真にすること」。
彼女が準備してきたもの、コーディネーターが考えた着物の洋風コーディネート、それらを写真としてどう表現するかという撮影の工夫。それぞれのこだわりをどれか一つに寄せるのではなく、一枚の中で調和させることを考えた結果私なりに導き出したひとつの答えです。
撮影、写真というものはカメラマン1人では成立しません。撮影を楽しみにしてくれた彼女とご家族、その想いを汲み取りながらコーディネートを組み立ててくれたコーディネーター。それぞれのこだわりが重なったからこそ、生まれた一枚だと思います。
七五三撮影は、着物姿を記録するためだけのものではありません。選んだ衣装や髪型、撮影を楽しみにしてきた気持ち、そしてその日のために準備してきた時間もすべてが大切な思い出です。
だからこそ私たちは、お子様やご家族が大切にしてきたものを写真の中で活かせるよう、光や背景、小物、ポージングまで一つひとつ丁寧に組み立てています。
写真は誰か一人のこだわりだけでは完成しません。被写体、ご家族、コーディネーター、カメラマン。それぞれの想いが重なり合ったとき、その子にしか残せない一枚になります。
そんな「その子らしさ」が自然と伝わる写真を、これからも大切に撮り続けていきます。
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