店舗フォトジェニック集


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投稿日:2025/8/10

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目の前にいる人をどう捉えどう撮るか、その日その時その「人」を感じた瞬間の直感。

一瞬のインスピレーションを形にすること。

ただ決められた場所で決められたカットを決められたようにマニュアルだけの中で撮るようなスタイルではないからこそ、自分自身の頭の中で取捨選択をしながらこの場所に来たからこそ写し残せるものを考えています。

 

どこにいても声が届くふたりだけでやっているちいさな店ではありますが、できるだけ0歳から100歳までどんな人でも撮影できるようスタジオ空間を手作りしています。

欲を言えばキリがないくらい天井は2倍ほしいし面積も3倍くらいあったらもっとたくさんのインテリアが準備できるのになぁと思うこともありますが、それでものんびりしている田舎のこの場所で、この空間で少しでもお越しくださるみなさんそれぞれにしっくりくるお気に入りの場所になればと、7月にまた少し湘南店のパク社長と3人で4日間改装工事とメンテナンスを行いました。

どんな撮影をしたいか、どう写真に写るかを常に頭で想像しながら手を動かし、予定していた箇所も予定にはなく、ふと思い立って急遽変えた箇所もあります。 そのひとつがこの場所でした。

もともと格子状だった作りを天気や自然光に左右されずシルエットを出せるものにしたく、全て格子をなくしフラットにしたいと相談したところ、こどもたちがよっかかって枠が外れないよう安全面も含めて外枠以外をフラットにやってみるのはどうかとパク社長の提案があり、実際に形となりました。

少しの変化ですがまた新しいイメージが湧いた4日間、その後に出会ったオーストラリアからのお客様。

特に撮影日前の打ち合わせがあるわけではないので言うなれば毎日ぶっつけ本番でもあり、最初にラフな姿で撮影した後、着替えが終わり呼ばれた時にはこの服装、この髪型で待ってくれていました。

言葉が通じなくとも彼女たちが選んで持ってきた服、ヘアスタイルの中に「どうありたいか、どうなりたいか」が見えた瞬間、迷うことなくすぐこの場所での撮影を決めました。

言葉でなく向かい合ってポージングもやってみせて細かい調整を短時間でしながら、作られていながらもいちばん自然でふたりそれぞれの魅力が伝わるタイミングで切り取りました。

綺麗な人がいたらどう撮っても良い写真になるのではなく、美しい光、適切なバランスやタイミング、細かいディティールまでのこだわりがなければ写真の質としては物足りないものになります。そして 誰でも撮れると思われそうなシンプルな写真ほどひとつでも中途半端になってしまうとクオリティが崩れ、何もごましがきかないからこそ一番難しくも感じています。

とても綺麗なふたりも全くモデルではなく普段はアルバイトに夢中な学生、そんなふたりがここへ来てくれたという期待に応えられるよう脳内の引き出しをフル稼働しながら、汗だくでスタジオ改装をしていたときの想像が形となっていく嬉しさを感じた時間でもありました。

どうありたいか、どうなりたいか

自分自身の感性が枯渇しないよう様々な出会いの中でのインスピレーションを大切に、小さいながらも最大限の表現ができる空間を、光を、創っていきたいです。

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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