赤ちゃんの成長はとても早い。

 

お腹の中で、太古の時代から生命の歩みをやく１０ヶ月で進み、生まれてくる。

３ヶ月で首が座り始め、６ヶ月でおすわりや、うつ伏せ、１２ヶ月の１歳で、つかまり立ちやよちよちと歩き出す。

それに合わせて体つきが変わってくるものである。

スポーツ選手が、動きに合わせていろんなところが発達するように、

出っ張っていたお尻がすっきりとして、今までハイハイの形の足が、まっすぐ歩くのに必要な形へと変化する。

できなかったことが、できるようになることは、大きな成長の形であり、いわゆる「記念」でもある。

 

でも、できるようになるとやらなくなってしまうこともある。

ハイハイができると、ずり這いはしなくなり、

あんよができると、ハイハイはせず、座ることも床ではなく椅子に座りたくなる。

 

そして、仰向けで足を持っている赤ちゃんのスタイルはもう遠い昔になってしまうのだ。

足を持って口に入れるこの姿は、

本当に短い期間だけ。

おすわりができるようになると、この姿はできなくなってしまうのだ。

 

コロンとひっくり返る姿、

あえて、お尻の丸みが強調されるようにライトは下からにした。

画角は、ひっくり返ってることをちゃんと表現できるように、あえて逆さ、

おもちゃを持ちながら、足を掴んでる姿は、

愛しい本当の本当に今しか撮れない姿。

 

１歳でも、ライフスタジオでご予約いただいている彼

半年後には撮れない姿、半年後にしか撮れない姿

どちらも愛おしいコト

 

Photo:Suzuki

Codi:Yaguchi

@SHIMOKITAZAWA