当たり前ですが、人にしか出来ないことはたくさんあります。

 

しかし、人がする事がこれから減っていく未来があります。

AIの発展、カメラの進化、スマートフォンやアプリの進化で記念写真を写真館で残さない世界線がどこかでやってくるのか？

たまに考えます。

 

それでも結局私の答えはこれです。

 

人の写真は人にしか撮れないのでは？

 

 

特にも家族写真は、愛する人々との絆を深める大切な瞬間を切り取るものです。

 

躍動感があふれる構図や広角レンズを用いることで、写真に生命を吹き込むことができます。

広角レンズは、広い範囲を一度に捉えられるため、家族全員が同じフレームの中に収まり、活動的で楽しそうな様子を強調することができます。

 

 

また、家族写真の魅力の一つは、その時その時で異なる形が生まれることです。

子どもが成長するにつれ、ポーズや表情も変わり、同じ家族でも毎回違った瞬間が訪れます。

これは、その年齢や月齢にしかできない特別な瞬間です。

100日の時にしか撮れない、1歳の時にしか撮れないこと。

さらに、その特定の家族構成によって生まれるユニークな光景も、他では味わえないものです。

2人だから出来る組合せ、5人ならではの組合せ、7人だから出来ること。

だからこそ、家族写真は非常に価値のあるものであり、人々の心の中に長く残る思い出を作ります。

 

もっと多くの瞬間を記録し、これらの瞬間を共有することで、写真は人にしか撮れない特別な表現となるのです。家族と一緒に過ごすその一瞬一瞬を、カメラを通じて形にしていく楽しさは、何物にも代えがたいものです。

 

写真にはただのプリントではなく、ただのデジタルデータではありません。

 

私たちが撮る写真は　温度も感じる、音も聞こえてる、人が人を人として残すキロクです。

 

photo by Chiba