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全てのバランス

2020/6/30

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写真の子は当時5歳で七五三の撮影に来てくれた男の子。

 

七五三で、特に5歳でスタジオに来てくれる男の子の撮影に入っていると、

「自分は5歳の時どんなだったかなあ…」

と思うことが多いです。

 

どう思いだそうとしても、出てくる記憶はほとんどありません。

この仕事をしていると、自分に子供がいなくても、子供達の成長に関心させられたり、驚いたり、時には笑えたりすることが本当に多くて、

それでも彼ら本人達に残る記憶はほんの少しかもしれない。

そう考えると、こうして成長の記念に写真を撮ることは、本人や家族にとって貴重な財産になると思います。

 

僕が5歳の時に七五三をやった記憶は微かにあります。

2つ年上の姉と一緒に前撮りもして、お参りにも行きました。

本当に微かな記憶です。

僕は長男でもありましたが、末っ子でもありました。

しっかりして気も強めな姉とは対照的に、当時の僕は内気でネガティブ思考。

人見知りで家族の誰かと一緒でないと発言もできない。

そんな記憶もあります。

 

この写真に写る男の子は、一人っ子で5歳とは思えないほど大人びていて、優しくて、しっかり者でした。

お母さん想いで僕達にも大人な対応を見せつつも、可愛らしい笑顔も見せてくれる。

ママさんもそんなお子様が可愛くて仕方ないようでした。

 

今、僕はカメラマンデビューに向けて練習の日々なのですが、

撮る楽しみ、撮る難しさ、先輩の撮る凄さ。

写真を撮ることの様々な側面を見て感じています。

 

写真を撮る上で大切なことは、

被写体の持つ雰囲気を感じ取った上でどんな写真を撮りたいのか、イメージを持つこと。

光を適切に使うこと。

スタジオのインテリアと被写体とを上手く組み合わせること。

だと思います。

その上で、カメラマンそれぞれのこだわりや撮影方法によっても様々な写真が生まれていきます。

いつも感じることですが写真というのは本当に奥が深くて、正解がない。

でもそれが楽しくて、写真の素晴らしいところだと思っています。

 

この写真を見ると、写真に写る被写体の割合は少ない、いわゆる引き写真です。

被写体よりも低い位置から撮っているので、本を読んでいる被写体の表情も見え、尚且つスタジオのインテリアも大きく、色んな小物も写ります。

そして被写体の割合が小さいのに、被写体のインパクトを失わず、目を引き付けています。

それは、光を適切に使っているからだと思います。

部屋の照明も使っていますが、彼のいる位置には自然光が逆光で射し込んでいて、一番強調したい被写体の存在感を強めています。

こんな写真が撮りたい。そう思えるような無駄な空間のない、バランスの良い写真だと思います。

 

今後もこうして色んな側面から写真を楽しめるように練習を重ねていきたいと思います!!

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