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光を知る

投稿日:2026/5/31     更新日:2026/5/31

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国分寺店のインテリアと共に何度も季節を廻ってきましたが、いまだに新しい「光」と出会うたび、新鮮な感動を覚えます。

 

夕方の空を見上げた時のいつもと違うあかね雲。雨上がりの晴れ間に、深く澄み渡る青空。

日常生活の中でも、毎日ちょっとした光の違いや色の違いがありますよね。
そんな光の違いが私たちのスタジオの中でも日々起きていて、光が違うとインテリアの表情もガラッと変わって見えるわけです。

 

ライフスタジオの強みのひとつは、この「自然光」をコントロールする技術です。

しかし、自然光はまるで生き物。時間、天気、季節によって、その表情をコロコロと変えます。

目で見ると光が綺麗に回っていて、良い写真が撮れそう!と思っても、

いざ被写体を入れて露出を合わせると、インテリアが白飛びしてしまったり、肌色が悪くなってしまったり・・・

というような経験を何度もしてきました。
なんて御しにくい生き物でしょうか。

 

「光を知る」

言葉にするのは簡単でも、それを体現するのは至難の業です。

しかし、カメラマンにとって何より優先すべき要素が光であり、光についてどれだけの理解の深さを持っているかで写真の完成度が変わってきます。
 

今回の写真のインテリアは、午後14時頃から西陽が入って幻想的な雰囲気を醸し出すインテリアです。
ほぼ毎日同じインテリアを見ていても、先述したように「あれ?今日光が少し違う?」と日によって光の彩りが変わります。

いつもは光が強すぎて陰影差が大きく、鋭い印象になってしまう西陽が、この日は薄い雲が出てたおかげで柔らかい光に。

 

たくさん可愛らしい笑顔を見せてくれる彼女。

しかし、笑顔よりも彼女の持つアンニュイな表情がとても魅力的で、優しく柔らかい雰囲気をもってその物憂げな表情を写真に込めることはできないかと思案を巡らせている所に光が差し込んできました。

光の中にそのまま立たせるか? いや、それでは被写体全体が明るくなりすぎて、彼女の繊細な表情にフォーカスが当たらない。

魅せたい表情へ自然と視線が向くように、光のポジションを探り、ポーズを導く。そうして辿り着いた写真です。

 

コロコロと表情を変える気まぐれな自然光だからこそ、奇跡的な瞬間に出会えた時の歓びは、何にも代えがたいものがあります。

だからこそ私は、今日もまた新しい光を知るために、カメラを構え続けるのかもしれません。

 

Photographer : Tansho
Coodinator:Nishi

Written by Tansho
in Kokubunji

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