Staff BlogYoyogi

Soo
代々木店

Soo

鈴木 亮平(スズキ リョウヘイ) @soo1990
1990年生まれ福島県いわき出身の日本人カメラマン。1998年ゲームボーイカセット「ポケットカメラ」で写真活動を始め、日常風景撮影と写真集制作の趣味をもつ。2012年ライフスタジオ大宮店入社。本格的に写真を生業にする。同年からライフワーク「SAQ」鳥取砂丘での作品撮影を始める。2015年に日本人一般女性と結婚、2016年に長男が誕生。同年より大宮&代々木店で店長を務める。

#358「じぶんもたのしくやれるようにしながら、人がしてほしいことをする」

2019/5/3

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ライフスタジオ大宮店

Write by Soo   Photo by Soo

Coordi by  Chika Maruyama


 

命令とか指示とかでなく、「こうしよう」という提案が、どこから、誰から、出てきてもいいものだ。

「こうしよう」「こうしたい」という提案をくりかえしているうちに、みんなが撮影にのめり込む。

そしたら、いい写真がうまれる。

 

けして誰かの指示によって動いているのでは、ほんとうにいちばんその場にあった答えにはならない。

それぞれが考えて、次の瞬間になにをすればいいのか、判断してうごき出さないと、撮影をほんとうにたのしむことはできないと思います。

 

「じぶんもたのしくやれるようにしながら、人がしてほしいことをする」

そんなおおざっぱで曖昧なルールを、べつに配ることなく、みんなに感じてもらう。

被写体もそのご家族もコーディネーターも着付師も、通りかかったスタッフさえも。

それぞれがたのしくやれているな。と感じられるときに自ずと、必ず最高のシャッターチャンスが訪れる。

そんな瞬間だったな…と今回の写真を見ながら思うのです。

 

つよい日差しが二つ窓から差し込んでいる様をみて、ママから「ここで撮影してもらえないか」と提案。

それを受けて私は、クッションを敷きつめ、ふたりを寝そべさせる。さらに細かく具体的なポーズを提案。

仕上げに目をつぶってもい、姉はすっかり寝てしまって、こちらの提案を見事に演じている。

一方、一向に目をつぶらない弟。そしてシャツがめくれて露わとなったお腹。出ていることを伝えてもけして直さず、すべては弟からのモデルとしての提案だった。それを直さない方がよいとその場の誰もが思ってしまった。

そんなさまざまな提案と思惑が交差しながらこの写真はできあがったのでした。

そんな機会に感謝してます。

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