PhotogenicYoyogi

親になって思うこと

2019/5/4

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YOYOGI PHOTO

photo by Ueda、coordi by Maruyama、write by Ueda


 

赤ちゃんはただそこに存在しているというだけで可愛いものだ。

すべてが丸みをおびていて、肌は柔らかくしっとりとしている。

バタバタとせわしなく動かす手足も、ヨダレまみれの口まわりも、

そのひとつひとつが愛くるしいポイントで、見ているだけで癒される。

 

そんな赤ちゃんに笑いかけられようものなら、

どんなに不機嫌な人でもたちまち笑顔になってしまうだろう。

赤ちゃんにはそういった、人を笑顔にしてくれる力がある。

 

でもその反面、赤ちゃんは人一倍甘えん坊で、世話がかかる存在でもある。

お腹が空いては泣き、おむつをかえて欲しいと泣き、抱っこして欲しいと泣く。

赤ちゃんの仕事は泣くことだと言われればそれまでだが、これがなかなか大変。

 

赤ちゃんもママもパパも、はじめての連続で

あれやこれやと日々試行錯誤のことだろう…。

でもそのうち少しずつお互いのことが分かってきたりして、

過ごした時間の分だけその絆は強く太くなっていくはず。

 

みんなそうやって大きくなっていく。

ママもパパもみんな昔は赤ちゃんだった。

はじまりがあって、その続きがあって、今がある。

 

そしてその今は、沢山の人の手に支えられて来た今だ。

人は、人と人との関係の中で大人になっていく生き物。

振り返ってみれば自分も今までに沢山愛してもらったなと思う。

 

赤ちゃんという愛を受けるべき存在を前にして、

また自分自身も親になってはじめて、

幼き頃の風景が温かく色づいていく。

 

自分がしてきてもらったであろう数多くのことを

他の誰かにも同じようにしてあげること。

それが本当の意味で大人になることだと気付かせてもらえた。

 

子育ては大人になって忘れていたことを思い出させてくれたり、

気づかせてくれる素敵なものだと思う。

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