私は会社であれこれ仕事をしている。

しかし、誰かが私にどんな仕事をしているのかと聞くと、「写真を撮る仕事をする」と答える。 そして今は実際に毎日写真を撮っている。

こんなに毎日写真と関連した仕事をしているが意外に私を撮った写真はほとんどない.

ところが先日会社の同僚の写真撮影の練習で子供の撮影をプレゼントされるようになった。 他の人が撮った私の子供の写真を見るのは楽しかった。 写真が自然で良かったし、直接撮影する力も入らなかったからもっと良かった。

そして家族の写真にある私を撮影した写真も見るようになった。 もちろん鏡で毎日私の顔を確認しているので写真でみなくても私の姿がどのように人々に見られるかある程度予想できると思った。

けれど、写真で見る私の姿は鏡で毎日確認する私の姿とは違って、どこか不自然でぎこちない姿だった。

写真の姿が私の見た姿だろう。 しかし録音された自分の声を聞くことのように不思議な乖離感を感じた。

私が撮るお客さんの気持ちもこんな気持ちなのかな?

久しぶりに自分の写真を見ながら色んなことを考えるようになる。