Staff BlogNisshin

HarukaFujita
日進店

藤田 遥

長崎県出身、福岡と大阪を経て今は名古屋に住んでいます。

気軽にふじちゃんと呼んでください^^
自分に対していつも素直で、感情表現いっぱいな子供が好きです。

優しく温かいご家庭の姿を撮れたらなと思っています。
皆様にお会いできるのを楽しみにしています!

主題-2

2018/10/11

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教わってきたことを、じっくり自分の頭で整理し、考える時間が必要ではないか?

短大時代にイプセンの「人形の家」という作品に出会いました。
内容については長くなるので省きますが、簡単に言うと「女性の独立」が主なテーマの作品です。戯曲なので、内容は人物の台詞と簡単な状況説明のみで語られています。子供のいる母親が主人公であり、後半部分の台詞が印象的なので興味のある人は読んでみてほしいのですが、賛否両論ある作品だと思います。

それはさておき、冒頭のような思いで、写真会議に参加させていただきこの主題に取り組んでいます。

主題のイメージ写真を撮るために、映画を参考にしようとなりました。
早速私は好きな映画をいくつか参考にしようと好きなシーンを割り出してみたのですが、結果これを撮ろうといったものを出せず、ならば原点に返って自分の心に残るシーンとはどんなものなのか?を考えました。

私の好きなシーンはいっぱいあってひとくくりにこういうものとは言えないのですが、どちらかというと静かなシーンがいいのかなと思います(好きな映画は派手なアクションの洋画ですが、それは参考にならないので置いておきます)


今回のテーマ『物思いに沈むとき』といった様子をイメージしました。何か考えるというと、たとえばひじをついてどこか遠いところを見ていたりなどを思いがちですが、私の場合はわりと日常の中でいつも通りの仕草というか、作業をしているときに考え事をしがちです。
ちなみにスプーンを持ってるのは、食事の手を止めてふと考え込んでしまうとき、みたいなものをイメージしてみました。解説しないと「?」となりそうですが、、、
よくお風呂に入っているときにいいアイデアが出るという話もあったりしますが、食器を洗ったりとか、洗濯物を干したりとか、頭を余計に使わなくていいときこそ何かを考えてしまうものではないでしょうか?

深く考え事をするには、夜が向いています。
未来のことを考えたり、目標や計画をたてたりするのはお日様がある朝のほうが明るい前向きな気持ちになれるのですが、たとえば今の自分を振り返ったり、過去のことに思いをはせたり、そういう「前に進むための考え事」ではなくて「整理をするための考え事」あるいは「自分の奥深くを追究するための考え事」のときに夜という空間は役立ちます。
ひとりで静かに過ごす時間に、思うことはなんなのか。
わりとこういうときに出てくる考えというのが、ゆくゆくは自分の芯のようなものになっていくと思っています。

よそ行きの服から着替えて、楽な服装になり、髪もおろして等身大の自分の姿になったとき。
すべての殻や鎧をはずして、人とのつながりをほどいて自分だけの空間になったとき。
そんなときに人はどんなことを考え、どんな表情をするのだろう?と思います。
そんな思いを詰めて写真を撮ってみました。

《どのように撮ったか》
天井のタングステン、ランプを使いました。
通常の基礎である蛍光灯やサイド光、半逆光をつかわずに、トップからの光のみ使っています。
レンズは色々変えましたが基本的に単焦点と標準レンズを使いました。

model:kusano
photo:fujita
location:LifeStudio Nagoya 

 

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