Staff BlogKoshigaya
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金杉麻由
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こんにちは!
カナスギです。
あだ名は「なすちゃん」です^^
横浜生まれの横浜育ち。
2017年4月から
新横浜店→横浜青葉店と移動してきて、2018年4月からは越谷店におります。
いっぱい走ります!笑
特技は衣装製作です。
個人プロジェクト[CREATE CREATOR]で撮影用の衣装を作っております^^ぜひ見てみてください~!
butterfly◇3 これからも、末永く関係を繋げていきたい、大好きな人
2019/5/30
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[出会い]というのは[偶然]です。
けれどもその[出会い]を[偶然]で終わらせず、[継続的な関係性]に繋げていくためには、自分から[きっかけ]を作り出して、[気持ちを伝えていくこと]が必要だと考えています。
これは、【これからもお互いの中にお互いが存在している関係性であり続けたい】
そう思えたご家族への、私からのメッセージです。
◇はじめての出会い
初めての出会いは、昨年秋の撮影でした。
七五三の撮影で越谷店を訪れた[さなちゃん]。
私が着付け室に入ると、既にワイワイとした雰囲気でさなちゃんファミリーと着付けの菊池先生が話していました。
私が挨拶をし、さなちゃんがどんな子なのか知るために話しかけてみると
[将来の夢が考古学者]ということを教えてもらいました。
小学1年生の夢が考古学者!?
とにかくびっくりして、その理由を聞いてみると
[ONE PIECEに出てくるロビン(考古学者という設定のキャラクター)が大好きで、彼女みたいになりたいから]だとのこと。
聞くと、ママさん自身がONE PIECEが好きで、その影響でさなちゃんもアニメを見始めてどっぷりハマってしまったとのこと。
快活で気さくなママさんと元気でおしゃべりなさなちゃんに私もアニメや漫画を好んでいることを伝えると、あっという間に会話に花が咲き、撮影が始まる前には既に空気があったまっていました。
好きなものが一緒だと仲良くなるのが早いとは言いますが、この時の私と2人の意気投合する速さはすごかったな、と今だからこそ思います。
さなちゃんの好きなキャラクターみたいな衣装を選んだり、アレンジをしてみたり。共通の好きなものがあるからこそ撮影中の話題も弾んで、楽しんでもらおうと思いながらも私自身が一番楽しんでいたんじゃないかな、と思うくらいに笑顔の絶えない撮影でした。
◇距離を縮めた一言
撮影終了後のモニター待ちの時に、ママさんはスマホを取り出して今まで行ったイベントの時の写真をたくさん見せてくれました。
写真を見ると、さなちゃんは大好きなロビンを始め、ONE PIECEの色々なキャラクターの衣装を着ていました。
[強くて格好良いところが好きだから、このキャラクターみたいになりたい]
そんなさなちゃんの想いに応えるために、ママさんは衣装を買ってあげたり、自分で小物を作ってあげたりしているそうです。
[でも子供用の衣装はあんまり種類もなくて、結構高かったりするのよね。]なんて言うママさん。
私自身、洋服を作ることが趣味でもあり、個人のプロジェクトとしてスタジオ用の衣装を作り始めたことをキッカケに子供用の衣装を作ることにも興味が湧き始めていた時期でした。
こんなにも楽しい時間を共有できたご家族と、そしてさなちゃんと。この1回の思い出だけで終わらせたくないな。
1歳の誕生日、3歳の七五三、そして今回の7歳の七五三。
記念ごとにライフスタジオを訪れているさなちゃんは、次はいつ来てくれるのだろうか。
《会える機会》を待っているよりも、自分から《会う機会》を作りに行きたい。
そう思った私は勇気を出して、「もしよかったら、私にさなちゃんの衣装を作らせてもらえませんか?」と声を掛けました。
いきなり写真館のスタッフがこんなことを言うなんてびっくりされるんじゃないか…と思いましたが、ママさんはむしろ「え?いいんですか!!」と喜んでくれて、私とママさんはその日にLINEを交換しました。
きっとたった数時間だけでこのような仲になれたのは「好きなものが同じ」というきっかけはありつつも、一緒にいた時間を通して、ママさんが私という人間自身に心を開いてくれたからではないかと思います。
◇「会いたい気持ち」を伝え続けて
じゃあ実際にどんな衣装を作ろうか、ということを話すために翌月私は早速ママさんとさなちゃんをご飯に誘いました。
この日のエピソードはこちらのブログにて。
まさかこんなに早く機会を作らせてもらえるなんて。
撮影とは違いゆっくり話せることで、私のことを知ってもらうことも、さなちゃんのことをよく知ることもできました。
この時から、「なすちゃんは格好良い」というイメージがママさんとさなちゃんの中でついてしまったようです。笑
その後、12月に越谷店ではクリスマス会があり、各スタッフが1家族お客様をご招待するとのことで、私は「さなちゃん達を招待したい!」と思い、誘わせてもらうとこれまた2つ返事で遊びにきてもらうことができました!
この日のエピソードはこちらのブログにて。
この時感じたことは、さなちゃんが私を意識して洋服を着てきてくれたり、私以外のスタッフに対する言葉から、「さなちゃんの中に私という存在が色濃くある」という嬉しい事実でした。
ママさんいわく、さなちゃんは学校や、近所の人にも私のことをよく話しているそうです。
先日は、「お友達にお手紙を書こう」という学校の取り組みで私に対して手紙を書いてくれたり、ということもありました。
私自身も、その手紙に対して手書きでハガキに書いて送ったり、ママさんからさなちゃんのことについてLINEをもらうと、ほかのスタッフにまるで自分の妹のように話しているので、なんだかお互い同じことをしたくなってしまうんだな、と思うと嬉しくなります。
4月に会った時には、さなちゃんは私に対して誕生日プレゼントも用意してくれました。
その時のエピソードはこちらのブログで。
さなちゃんは相変わらず私に話す時はもじもじしているのですが、私もさなちゃんがかわいくてもじもじしてしまうので、なんだか似たもの同士だな、と思います。好きすぎて恥ずかしくなってしまうのです。
◇わたしとさなちゃんファミリーの関係性
「ライフスタジオでの撮影」で会ってからはまだ8ヶ月ほどですが、その短い期間で何回も会わせてもらっています。
きっと、さなちゃんの中では私はもう「ライフスタジオのスタッフ」ではなく、「1人の大好きな友達」であり、私の中でもさなちゃんは「お客様」ではなく「1人の大好きな友達」であるのだと思います。
私とさなちゃん、私とママさんとの関係性は、さなちゃんからの反応やママさんと話すことで実感出来ていましたが、12月のクリスマス会の時に書いたブログにいただいたパパさんからのコメントから、パパさんと私も、さなちゃんという存在を通して繋がっていることを実感させていただきました。
そのコメントは以下のようなものでした。
こんにちは、さなパパです!
クリスマスパーティにお招きいただき、ありがとうございました。
さな含め夫婦共々、楽しい時間を過ごせました。
ジェスチャークイズ、子どもたちに大当たりでしたね!
なすちゃんや他のスタッフさんが気さくな方ばかりで、
ライフスタジオ利用当初から、ずっとお気に入りです。
これからもお世話になりますが、さなの事を末永くよろしくお願いします(笑
私とさなちゃんファミリーとの「ライフスタジオでの撮影」はたった1回です。
けれども、私の「さなちゃんともっと仲良くなりたい」という想いをきっかけに関係が始まり、「末永くよろしくお願いします」という言葉までいただけるような関係になりました。
この言葉はとても嬉しい反面、まだまだ幼いさなちゃんの今後の成長に私が悪い影響を与えるわけにはいかない!と緊張もしつつ、笑
「一緒にさなちゃんの成長を見守れる」関係になれたことが、私の誇りでもあります。
7月、さなちゃんとママさんの誕生日の月に、さなちゃんは私と、前回一緒に撮影に入っていたまなみさんを指名してくれて撮影に来てくれます。
さなちゃんの通っているチアの衣装や、スタジオに新しく入れたドレスや衣装を着て撮影しようね、と4月に会った時に話していたのですが。
実は先日、私は7月末にライフスタジオを退職することを決めました。
つまり、次の撮影が「ライフスタジオのスタッフとして会える最後の機会」でもあります。
さなちゃんの成長を記録する機会に立ち会えなくなることは私にとってとても辛いことで、すごく悩みました。
けれども、次のステップに進むためにも、この道を選びました。
はじめての出会いからこれまで、さなちゃんから、ママさんから、パパさんから、たくさんのあたたかい気持ちや言葉・プレゼントをいただきました。
私も、この最後の機会に、「《ライフスタジオのスタッフのなすちゃん》として出来ること」で精一杯返していきたいと考えています。
さなちゃんにはどんな衣装が似合うだろうか、さなちゃんのためにヘアアレンジも練習しておこう。楽しいネタもたくさん仕入れておこう。
そんなことを、毎日考えています。
もちろん、《ライフスタジオのスタッフのなすちゃん》でなくなっても、私とさなちゃんファミリーとの関係はこれからも続いていくと思っています。
今年のハロウィンには私が衣装を作って一緒に仮装のイベントに行く計画を立てていますし、
なにより私たちは《お互いの中にお互いがいること》を実感できていますから。
「私も好きなものが同じ」という「私からの1つ目のアクション」で仲良くなれた私とさなちゃんファミリーは
「私が衣装を作ってあげたい」という気持ちを伝える「私からの2つ目のアクション」によって、関係を「お客様とスタッフ」という距離のあるものから変えることができ、
そして「会いたい」という気持ちをお互いに伝え合うことで、このような関係性を繋いでいくことができています。
私があの時、勇気を出して一歩を踏み出していなかったら。
「楽しかったな」という思い出で終わってしまっていたかもしれません。
あの時、私の想いを受け止めてくれてありがとうございます。
私という人間自身を見てくれてありがとうございます。
ライフスタジオにいなければ、さなちゃんファミリーと出会うことはできませんでした。
この偶然のような出会いに感謝しながらも、これからもこの関係性を繋いでいくために、私からの想いを伝え続けていきたいと思います。
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